27日の日曜日に行われたFP技能試験の問題が事前に漏洩していた事件。
昨日の夜にそのニュースをネットで見たとき、引きました。
実は、私も受験していたからです。
この日は、本来であれば東京大学のゼミ最終日でした。
私は申込後に、日程が重なっていることに気づき、東大に事情を話したら、ゼミの補講(セミナーの最終打合せなど)を地元の関西で行い、レポートを書いて免除する措置を取ってもらっていました。
セミナーをする相方にも別の日にミーティングを変更してもらっています。
自分の金銭感覚、資産形成など、それなりにしっかりしていますし、3級では「当然」と思えるようなことが試験に出たりしています。
しかし、資格を持っていないと他人に偉そうには言えません
いや、言えないというより他人が認めてくれないでしょう。
だから、持っていて特にならなくても、損にもならにだろうと、いまさらながら隙間時間に勉強していました。
しかし、市販問題集に手をつける暇がなく、前日も仕事の関係で寒い中で過ごして風邪っぽいうえ、その前の日は介護施設の実習・・・・と体は休みたいモード。
旦那も、「試験はもうやめて、一日、ゆっくりしたら?」と。
でも、受けてみたら合格する確率はありますが、受けないと合格する確率はゼロ。
しかも、私が休んだら、一緒に申込みをした旦那も受験をやめそうです。
疲れ切った体にムチを打ち、今、体調のすぐれない母が気合で仕事に行っていることを想像すると、自分の方が、どれだけ自分に甘いかと反省し、ベットから飛び起き
主人と大急ぎで試験会場である阪大に向かいました。
諦めモードの私たち夫婦と違い、みんな市販テキストなどをモノレールの中でも熱心に読んでいました。
仕事で取らなきゃいけない人もいるでしょうし、2級を受けるためのステップの方もいます。
この日のために独学にしろ、予備校にしろ、なんらかの時間と金はかけています。
私だって、試験がなければ実家に手伝いに帰ることもできましたし、前日の用事を目いっぱいできたでしょうし、セミナーの仕上げもできたはずです。
私の教室では、車椅子の方も来られていました。
漏えいによって、今後、どのように対処されるか分かりません。
もしかしたら、再受験かもしれないというようなことが書かれていました。
きちんとやっている者にとっては、なんとも言いきれません。
そして、再受験となると、予定外の時間が取られるということ・・・。車椅子の方だって、また慣れないところまで出向かなければならないこと・・・。
一体、問題管理等はどうなっているのでしょうか?そして、平等な対応をと思う一方で、再受験は嫌だな~と思う自分がいます