東大での福祉交流活動二日目。
今日は「さんとぴあ榛原」の3階フロアでお世話になりました。
昨日は認知症専門フロアだったのですが、今日のフロアは脳梗塞などの病気の後遺症がある方や足腰が弱ってきた方などで、回復を目指して入所されている方たちでした。
体は少し不自由で車いすや歩行器を使いながら、歩いていらっしゃる方も、お話を一人ずつさせて頂くと、大半の入所者さんはしっかりと会話が成り立ち、どのくらい入所しているか、どういうところから入所してきたかなどもしっかり覚えていて話してくれる方が多く、何度も同じことを聞かれたりするということはありませんでした。
このフロアは昨日とは違い、全員が食堂を兼ねる広い共用ルームに常にみんながいるというのではなく、テレビを見たり、新聞を読みたい人、みんなと一緒にいたいという人は共用ルームにいるけれど、自分のお部屋で過ごされている方もいます。
お部屋から、時々でてくるとか、昼ごはんを食べたら自室でゆっくり本を読まれたりとか、個々に時間が適当に保たれながらも、一定の決められた時間になると「立つ練習」があったり、ラジオ体操があったりして、そのようなリハビリの時間には集まってきます。
足の不自由な方も一生懸命、自室から車いすを漕ぎながらやってこられます。
昨日の認知症のフロアも、今日のフロアの方も、共通して言えるのは、みなさん、自分の残っている力や使えるところを最大限、頑張って使って、なるべく介護士さんの手を借りずに頑張っていることです。
昨日、認知症の入所者さんが
「ここに来たら、みんな頑張っているからと思って競争心も出てくるから頑張る」
と説明してくださったのですが、そんな感じがしました。
さて、私は後見人の研修ということで、学んだこと、感じたことは・・・。
明日に続きます。