私たちはもうすぐ
再婚して10年
結婚したとき
旦那さんが教えてくれました。
男の人には
守るものが必要だって。
守るものがないと
自分がとっても不安定になるって。
守ることで
守られるんです。
そういうことって
私たち女性にもありますよね。
例えば
子供を育てる中にもありました。
オムツを替えてやらないと
ごはんを作ってやらないと
そうやって
自分が居ないと生きていけない命のために
「してあげてる」つもりでいた。
子育て大変
早く終わらないかなあ
一人だったら自由になれて
あれやりたいあそこ行きたい
おしゃれして
仕事して
遊びに行って
と
自由を夢見て
でも
ある日私ね
本当にひとりになりました。
家族がなくなりました。
好きなだけ遊べたら
本当に楽しいかな?
ランチはいくらでもできるけど
ご飯なんかだんだん
朝も夜も
どうでもよくなり
わざわざ作ることも
だんだんしなくなり
何時に帰ってもよくて
何時に寝てもよくて
何時に起きてもよくて
目は覚めても
起きなきゃならない用事もなくて
一体
わたし
なんのために生きてるんだろう
そんなことを
思っていたときに
感じたんですよ。
ああ、わたし
守られていたんだなあ。
あの小さな命に
小さき者
弱き者のために
働いているうちに
自分が支えられている。
毎日毎日繰り返される
生活の中で
私たちは
小さき弱き者に
居場所を与えられているんです。
ここに居ていいんだよって。
◇◇◇◇◇◇
例えに子育てを使いましたが
子育てだけじゃないし
男性女性も関係無くて
私たちみいんな
優しく支えられています。
それに気づけたとき
青い鳥は家の中に居るんですよね。
そうしてこれは
家族だけで無く
友人でも知人でも同じ。
先生と生徒も同じですね。
生徒さんが
先生の居場所をくれる
困ってる人に頼られて
悩んでる人に相談されて
少しでも力になれたり
寄り添えたり
だれかのために
何かできたとき
私たちは
生きてる意味を感じたり
できます。
もちろん
なんにもしなくても
役に立たなくても
生きてる意味はあるのです。
あるのですが
やっぱり
人は人に求められたいのです。
会えたら喜ばれたり
会いたいって言われたり
あなたがいるから
私が居られる。
周りのたくさんの存在に
支えられてる。
#あなたがいるから
#居場所