もう15年も前
次々野外ステージでの
ダンス作品を作り続けていた
時があったんです。
青森県八戸市から
心と身体を繋ぐ
ボディワークを発信
高橋智恵子です。
NPO法人に依頼を受けて
創ったダンスが
当たって
次々と
作品を創った。
市民ダンサーを募集して
一般市民を
踊らせた。
ダンスを習ってない人を
踊らせるのは
昔から好きだった。
練習場所の確保
衣装のあれこれ
その合間に作品を創る
家庭のこと
子供のこと
妻、母、アーティストとして
代表、リーダーとして
常に
常に
いっぱいいっぱいだった私はいつしか
眠ることもできなくなった。
気持ちが休まる時間が
無くなっていった。
作品ができる
頭の中で湧き上がる
ああ、あんな風に
こんな風にしたい
でも
それをうち流してしまう
あらゆる雑務と
この活動に理解を示してもらえない
家庭生活に
ある日
私は
崩壊する
いろんなことが
わからなくなる
言葉で言えば
いっぱいいっぱい
いっぱいが
過ぎた
ある日私は
廃人になった。
40歳の4月4日に
私は倒れた。
新聞にも取り上げられて
仕事はガンガン来ていたし
みんなに慕われていたし
作品も泉のごとく湧いて来ていたのに
ある日自分を失った。
残ったのは
子供の世話もできなくなった
抜け殻の私
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葛巻のパプリカでは
主催のなおちゃんが
場所の手配
参加者様とのやりとりを
全部引き受けてくれた。
最初やる予定だった
この場所には
私が要望した屋根付きの会場も
あったんです。
ここはここで完璧!
でもその後行った
場所見たら
もう、ここが正解ってわかるんだ。
ここがいい!
ここでないと!
私はなおちゃんに無理を言って
変更してもらったの。
理由なんかわかんない
とにかくここ!
そうして当日の朝
旦那さんが飾り付けしてるの
見ていたら
もう見えちゃったんだよね。
だから
始まる前にお願いして
途中から吹き流しの下を走ることに
この風景が
だから旦那さんに
ここに立ってこうやって
こういう景色を撮ってちょうだいって
そういう時の私は
気持ちいいくらい研ぎ澄まされていて
迷いがない。
いつも言うことだけど
いつも思ってること
だけど
私には明確に
見たい世界がある
最幸✧︎*。
その後
「八戸でもやってください」と
言われ
「八戸ではやらないんですか?」と
メッセージをいただき
場所を探したり
日にちを検討したり
公共の場所の
金額を調べたりしてみた
でも
場所の料金表なんかを
見ていたときに
作品を創る
ワクワクエネルギーが
無くなっていくのを感じて
不意に
過去の自分の声が聞こえた。
できないって
言えなかった
できないって
言いたかった
できないって
叫びたかった
わたしにはそんなにできない!
やりたいことが
やれることが
やりたいだけ
なのに
そうだった。
全部できないよ。
できる人もいるけど
私にはできない。
ひとりじゃ
できないんだった。
私たちには
できることがある
私たちには
できないこともある
それはひとりひとり違う
私ができないことは
誰かができること
全部
自分でできなくて良かった
できないって
言って良かった
私は作品を創る
それしかできないんだった。
なんでも
期待に応えようとする自分がいた。
応えていた自分がいた。
でも
もう居ない。
もう居ないんだった。
誰か私に
依頼をくれないかな
こんな素敵な場所を
用意しましたから
智恵子さん
何かやってください
夢みたいな
幸せな世界を
創りたい
見たい世界が
あるんだ✧︎*。








