子供の時からバレエを
習ってきたけど
ステージに上がることはなかった。
バレエを習わせてもらってる
それだけで
我が家は精一杯だったから
発表会には出ないから
習わせて欲しいの!って
続けさせてもらった
習い事
発表会が近くなると
できたての衣装を着けて
みんなが演目を練習する中
一人
それを見ていた
休めばいいのに
見ていた
そんな凄いの着て
どれだけうまく踊るんだ?って
挑戦的な
目で
私は
闇の塊だ
それが
今に繋がってる、と
思ってる。
初舞台は
社交ダンスの
仕事を始めたとき
20歳を過ぎていた。
初舞台が
プロの世界だった。
初舞台は
仕事だった。
変わった経歴だ。
社交ダンスの衣装は
一着3〜40万するから
自分では作れない。
師匠が着なさいというものを
着ていた。
あてがわれた衣装だったけど
嬉しかった。
舞台の上手下手しきたり
バレエを習っていたから知っていた。
舞台に神様がいることも。
大人になって
娘がバレエを習うようになって
自分もついでに習ったら
あっという間に
舞台に上げられた。
やっぱり衣装は
自分で決めるものではなくて
いつも
みんなと一緒
似合わないけど
着なければいけなくて
嫌だった。
このままじゃ
踊ることが嫌いになっちゃうと思って
やめることにしたら
「辞めたら舞台にあがれなくなるよ」って
仲間が止めた。
舞台にあがれなくなる
また
衣装着れなくなる
うん
でもいいの
着たくないもの
着て
似合わないメイクして
好きじゃない音で
苦手な振り付け
踊らなきゃならないなら
舞台なんか 要らない
辞めた
ひとりになった
ストレッチでやっていくって決めて
踊らない生活をした。
しばらく。
何年も経っていた
ある日ストレッチクラスに
入会してきた方が
シャンソンの先生で
私の生徒さんになった。
で
私に
シャンソン歌う人の後ろで
踊ってくれませんか?って
聞いてきた。
私が何者で
どんな舞踊をするか
どんな力があるかないか
知らないのに
先生は私の名前を
プログラムに載せて
私をあっさり
舞台に上げた。
深い深い闇の中
たくさんのライトが当たり
自分が浮かんでるみたいだった。
私はひとり
舞台にいた。
衣装選びには悩みに悩んだ。
もう何を着てもいいのに
着たい衣装がわからない。
子供の頃
衣装を着けて
舞台に上がるお友達を
見つめていた私は
いまだに
自分が着たい衣装がわからない。
(普段着は大丈夫なのに)
最近
私の周辺で
一回り以上も歳下の人達が
いきなり祭りを作ったり
いきなり舞台を作ったり
いきなり
舞台に上がってパフォーマンスを
しています
私なんか何十年もやってきて
なかなか思うようにならないのに
彼女達は
いとも簡単に
やってのけるんです。
それが
私の奥深い何かを
物凄く刺激します。
古い傷が
疼くみたいに
もやもやするんです。
生きてくる中で
何度も
踊れなくなる事態があった。
踊ることを反対されたりもしてきた。
生活することがやっと
もう
踊ってる場合じゃなくなる
そんな時
どうしても
踊ることを辞めたくなくて
神様に話しかけた。
私あなたの手になるから
私に力を貸して
あなたの代わりに
たくさんの人を抱きしめるから
私に力を
貸して!






