バレエの研究所で
アシスタントみたいなことを
していた頃
先生が
よさこいの振り付けを頼まれて
振り付けを指導するお手伝いに
数人でとある公民館を訪ねました。
驚きました。
おじいちゃん
おばあちゃん
こどもたち
エプロン姿のお母さん
作業着姿の
お父さん
え?
踊るの この人達?
まさか
まさかね
その当時の私は
バレエやジャズダンスを
基礎からびっちり習ってる人達としか
踊ったことがなかったし
見たことがありませんでした。
毎日毎日
競うように基礎を習い
技術を習得して
綺麗に
揃って美しく
身体は柔らかくて
足は高く上がって
回転は何回転
そんな世界しか知らなかった私が
いろんな世代の
いろんな身体に
ダンスを教える機会をいただき
前に立ち
振り付けを見せて
教えて
「では最初から!」と
声をかけて音をかけて
皆さんの踊りを見たときの
あの感動
魂が震えました。
なんかわかんないけど
これだ!
なんだろう
心が震える
これだ!って
心が叫んでる。
いろんな形の身体があり
いろんな年齢の動きがあり
いろんな間の取り方がある
色々バラバラなのに
みんなで踊ると
地響きが聴こえるようだった。
土の匂いがする
砂煙が見える
大地が震えて
渦が起きる
こんな感動は
長いダンス経験には
無かったんです。
それからというもの
綺麗に揃ったダンスを見ても
なんの感情も起きなくて
私は
素人さんを踊らせることに
夢中になっていきます。
あんなに自分が頑張って
毎日毎日やってきた「基礎」を
教えないで
指導日は三回くらい。
すぐに本番
これを繰り返していきました。
あまり練習すると
揃ってしまう。
それが好きじゃ無いんです。
変わってますよね(^w^)
みんな違って
みんないいんです
世界にひとつだけの花
なんです
違えば違うほど
美しい
私の感性が
変わっていたのかもしれませんが
トレーニングされてない身体から
生まれてくる動きは
習ってきた人には無い
感動がありました。
生きてる動き
命の躍動
魂の叫び
普段踊らない人が
たくさん踊るその様は
それだけで祭りなんです。
踊らせたい
そんな私が
Niaと出会ったのです。
練習しないダンスNia
即興で踊るNia
違えば
違うほど
美しい
私は一人一人違うことを
愛してやまない。
私の感覚は
変わってるようです。
みんな何だかんだ
揃ってるのが好きなんです。
それがわかってきました。
でもいいの。
だって
好きなものは好きなんだもの。
いろんな形の
いろんな間の
いろんな年齢性別の人達が
一緒に踊るのが
私は好き。
わがままに動く
我(われ)のままで。







