知人が
人身事故を起こし
加害者になってしまった。
相手の方は亡くなってしまった。
被害者の身内の方に
たくさんたくさん非難され
この度住み慣れた地を離れることに
したそうだ、と聞いた。
旦那様を早くに亡くし
1人で店を切り盛りして
お金には困らない
お友達もたくさんいた
明るい人だったのに
そんな晩年が待ってるなんて
誰が想像しただろう。
人生のドラマとは
本当に容赦ない。
彼女は見知らぬ土地に移り住み
これからいろんなことが
新しくなるだろうけど
心に消えない傷を持ち
一生
生きていかなければならない
自分を責めながら
笑顔でいるときもずっと
自分を責めない日は
無いのだ。
私の人生で幾度かあった
悲しいこと。
その度
見知らぬ人との
印象的な巡り合わせが
ありました。
縁もゆかりもない方に
身の上をたまたま話したら
その方が
周りの誰より深く理解して
受け止めてくださり
後に
その方の方が
もっともっと
びっくりするような
悲しい辛い経験をされてきた
ことを知る
なんてことが
あったりします。
そんなとき
思わずにはいられないのです。
神様は見てるんだ。
この傷は
一生癒えないと
思っていたのに
ある日眼が覚める
苦しんでるのが
自分だけではないこと
どこまでも
深い悲しみ
でも
明るく生きている人もいる。
さらに
人を勇気付ける人もいる。
そういう人を
自分の目で見て
その言葉を聞いたとき
その悲しみの後
どう生きるのか
が
問われていることを知るのです。
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