ニコニコしているだけの

私だった。
嫌なことを言われても。
そのうち
何を言っても許す人と
思われてしまってるシーンがやってきた。
そうして
自分の気持ちがわからなくなった。
だいぶ長い間
年上の生徒さんだけだった。
一回り上なんてもんじゃなく
ふた回り
三回りも年上の生徒さん方が
若輩者の私を
先生と呼んで慕ってくださり
自信の無い新米講師から
一人前に
育ててくださった。
だから
先生とは呼ぶものの
時々意見されたり
注意されたりしたっけ。
でも年月と共に
私も成長し
ある日
ある時
立場が変わる
講座のある朝
メールが来た
「先生、すいません
今日も休みますー」
最近休みがちの生徒さんからだった。
休むときは
休みますだけでいい。
理由は聞いてないのだ。
それなのにメールは続く
「最近色々忙しくて
ばたばたしております。
でもカー○スには通えてますから
ご心配なく」
この
最後の一言
要りますか?
これ、私にいう必要
ありますか?
それまで
真摯に向き合ってきたはず。
どんなお話も
聞いてきたはず。
悩みも悲しみも。
その結果がこれかあ。
がっかりした。
でもそのとき私は
がっかりした
だけじゃなかったんだ。
すっごいザワザワしてた。
このザワザワはなんだ?
黙って引き下がれない。
私の中で
私が叫んでた
もう来てくれなくていい!
だから
私は私を守ったよ。
ナンテイッタカハワスレマシタ
どんどん私は
講師らしくなり
講座の最中おしゃべりされたり
途中で帰られたり
遅刻してくる生徒さんが
自然と無くなって
私の手から掃除用具を奪って
「先生はこんなことしなくていいの!」と
生徒さん達だけで会場を
掃除してくれたりするように
なっていきました。
つまり
私が私を認めた
私が私を
大切にできたということ
やっぱりやっぱり
内側の問題なんだねえ。
人を変えることはできなくて
自分が変わるのが
確実なんだなあ。


