鬱が発症し

病院にいき

薬を飲み始めて

症状はますます悪化したかに見えました。

当時の夫はドクターに入院させて欲しいと訴えましたが  

ドクターは「入院させたらもっと悪くなることがありますよ」と

答えたらしく

私は自宅で寝たきりになりました。

布団からなかなか起き上がれないし

無気力で、ただ泣いてるし

食事もとらない

毎日点滴に通いました。

点滴後は立ち上がれず
 
いつも病院のロビーの長椅子に横になって

休んでから帰宅しました。

家事も子供のことも何にもできず

ただ寝てるだけの毎日

薬を飲む前は、私は一応普通に

家事も子供のことも仕事もできていたのに

薬を飲んだら出来なくなった

この時点で

薬を信頼できず

薬を悪者にして

やめてしまう人が多いかもしれません。

でも

そこにはちゃんと意味があるんですよ。

薬だけじゃないです。

整体とか病気とかマッサージでさえ

よくなるために起こる

一見悪く見えること

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そこを超えられるか超えられないかは

人とのつながりなんじゃないかと思うんです。

だって

辛いことだもん。

辛いことからは誰でも逃げたい

誰かを何かを悪者にしてしまいたいよね。

でも

必要で起きてる。

私の状態をドクターは

コップに例えて教えてくれた






あなたのエネルギーのコップは今空っぽだよ

健康な人のコップには入ってるエネルギーの水が

増えたり減ったりして生きてるんだ

嬉しいことがあったら増えて

嫌なことがあったら減って

でも

今あなたのコップにはなんにも入ってないんだよ

空っぽなんだ

あなたはね

誰よりたくさんの「出したい」エネルギーがあったのに

持ってるエネルギー全てを

「出さない」方に使ったんだ。

エネルギーは出すより

抑える方が、何倍もパワーがいる。

あなたのエネルギーは今空っぽだよ。

全部抑えることに使ってしまった。




わたしは

いわゆる頑張り屋でした。

その頑張りで何回も限界突破をしてきました。

それも、マイナスの方向にです。

どれだけ我慢できるだろう

どれだけ嫌なことも笑顔でいられるだろう

どれだけ自分を殺すことができるだろう

わたしは自分を殺した

何度も何度も殺した

当時の夫に少しでも機嫌を直して欲しくて

何度も何度も

殺しまくった

いかに言われた通りにできるか

私が我慢すればいい

私が抑えたらいい

着たいものも着ない

動きたいように動かない

そのうち

息をすることも

話す言葉も

どこを見たらいいかさえ

わからなくなった。

自分の意見がなくなった

全部夫に聞かないと答えられない

食べたいものもどこに行きたいかも

わからなくなった。

私は生きているのに死んでいた



ドクターの言う

エネルギーのコップが空っぽの言葉も

その時は理解できず

ドクターは絵に書いてそれを持たせてくれたから

家に帰ってずっとそれを見ていた


何度も何度も見た。



治療としては

とにかく眠ること

全ての活動を制限して

ただただ眠る

眠ることでエネルギーを貯めるために

体の動きだけでなく

思考もストップ

記憶も感情もストップ

だからその頃の私の記憶はとびとびで

よく覚えていない。

テレビを見ても内容はわからない

文章を読んでも意味がわからなく

数字も、読めるけど理解できてなくて

道もわからなくなり

何度も家に帰れなくなる

安定剤や抗鬱薬や睡眠薬のせいで

1日ボーっとしてるか寝てるか

動きも緩慢で、目の動きもほとんどない

廃人のようなわたしがいた。

でもその代わり

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私は

私を殺すこともできなくなった。




私はただ

存在した。


続く