娘は17歳


4歳から11歳まで クラシックバレエを踊っていました

トウシューズもはけるようになって

せっかくチュチュで舞台に出ていたのに


中学に入ったとたん 「もうバレエいやだ」と止めてしまい

なんと

格闘技を始めました

最初は ボクシングだったんですが

最終的には 胴着着て 総合格闘技を

大人の男の人たちに混ざって


バレエで鍛えた体幹があったので

キックが得意だった・・・らしいが

この先どうなるのだろうとハラハラしてるうちに

受験と同時に通えなくなり


高校入学

格闘とダンスがMIXされた カポエイラというものに出会い

現在に至ります


私に似ず 身体が硬いし

まだまだ華麗には動けてませんが

それなりに楽しんでる模様




昔から 感覚の不思議な子で

宙を見ながらぼんやり

「お母さん アフリカの夕日が見えるよ」

なんて言ったりします

ガネーシャ好き シバ神好き

「八戸の武道館には いつも同じ男の人がいる」って言うしキャー


本屋で出会った一冊の 本

インドの修行僧の写真付 の本



真っ黒い肌のやせた修行僧たちの写真に


見とれてる娘



「なんてきれいなんだろう」



その本を横から見た



本当に   なんてきれいな






その周りの空気も きれい




土まみれで裸足で暮らしてる 肌の黒い世界に

とても馴染むらしいのだ



「メイクは武装なんだよ」と言います



そうかーそうやってあなたの世界はつながっていたんだね



メイクの仕事をしたい

そのためには 美容師さんにならないといけないらしい

と、ある日言い出して



踊ること 

装うこと

闘うこと


それは実は全て 神に捧げるものだった




去年巫女さんのバイトをした娘は

「日本の神様のことを覚えて

お札やお守りのことを説明するのはとても楽しかった」と

話していた




今日は 週末見学に行く 美容の専門学校へ

予約の電話を何本もしたらしく

自分でやったってことに興奮していた

今朝は朝から 学校でみんなに

「今日専門学校に電話するから!!」と

宣言したらしい




ダンスの専門学校に行くといっていた友人は

三者面談で 舞踊科のある短大に変わったんだって

先生と 親が そうしなさいって言ったんだって



ともかは

どこに向かうかわかんないエスカレーターに乗れないなあ

どんなに 自分を思ってくれる人が

これに乗れば安全だよっていっても

行き先がわかんないのに 乗れないよ



夕飯をほおばりながら

ひとりべちゃくちゃ話すのを

うんうんって 聞いていた




こいつ 本当に行くんだ~

よく一人で電話したなー

とか思っていたけど



言わないでふむふむと聞いていた






行けばいいさ

行けばわかるさー


もし 失敗したら



やりなおせ~




17歳だ




なんでも  来いだ!