私の 師は

社交ダンスのホールドの説明をするときに

男性をまっすぐ立たせて 両腕を開かせて

「男性は  十字架を背負っています」

とお話されました。

男性の前に女性が立ち、女性が男性の腕に腕を乗せて

ホールドは完成しますが

「女性のバランスがどんなに崩れても、男性の十字架が崩れることが

あってはなりません。  それが男性の責任です」




社交ダンスにおいて

進む方向やステップは  全て男性にしか決定権が無いのです

組んで踊るダンスでは  女性は基本後ろ歩きをしますから

前を向いてるのは男性だけ

いつ  足を踏み出すか、どっちに歩くか

止まるか  進むか  全ての決定権は  男性にあります

社交ダンスを習うに当たって

女性と男性では決定的に難しさが違うのです。




男性はしっかり女性をホールドして

守って  大事に 美しく  運ぶ

イギリスの  レディーファーストが 形になったものですね。



私も  教師をしていました。

男性をまっすぐ立たせ(これが大変)

両腕を開かせて  そこにすうっと入るのですが

同じようにとってる形でも  その人その人で

胸の形は様々です。



胸の形



すっと入れて  居心地のいい  ホールドもあれば

形はきれいなのに  居場所が無い  ホールド

必死なホールド  硬いホールド


その人の  人となりが見えるような気がしました。



腕は  心を表現するところ

両腕は  心臓から伸びています。



ハートが感じたことを  腕が表現しているのですね



一番解りやすいのは

赤ちゃんを抱いた  お母さんの形

腕だけではあかちゃんは抱けないでしょう?

お母さんはみんな  猫背になって

両腕をまあるくふわっとした形にして

赤ちゃんを抱く


大切だから  いとおしいから  愛してるから

腕だけで抱いてるお母さんなんか居ない

みんな  ハートで抱いている

誰に習わなくても  お母さんというものは

ハートで赤ちゃんを抱くんだ



ああ  可愛い   

なんて  愛らしい


そう  思えば

自然と胸板は丸くなって  赤ちゃんの居場所を作る

両腕は  赤ちゃんの全身を受け止めて  抱える







腕は  心臓から生えていて

腕は  ハートを表現するところ






大好きな人を  抱くときに

両手を相手の身体に回して

その人の背中で両手を合わせる



あなたのハートと  あなたの両手で

愛する人のハートを挟むの



両腕はハートから  生えているから





興奮して  手振り大きく話をする

お別れに  大きくバイバイをする

嬉しくて  手を振り上げる

楽しげな音楽に腕を振り回して  踊り

手を叩いて喜ぶ



最近  踊りながら  変わっていった私

心を表現する  ツールを発見したんだ

改めて

両腕の  存在に気づいたような気がしたんだよ

ああなんて

私たちの身体は  素敵にできているんだろうね

心は  この両腕で表現できるの

なんて  素敵

表すことができる  喜び






両腕は  心を表現するためについているよ








あなたの両腕が  待っている



心を  表現するのを  待っている






ハートが感じたら  動かして


その愛を  どうか  伝えて






しっかり抱いて


離さないで


あなたの大切なものを


あなたの腕と  あなたの胸で


しっかり抱きしめて








愛してるよ


大好きだよ


離さないよ