高齢者クラスでは、クラスの最初に行進をします。
これは、先々代の先生から受け継がれてきたもので
20数名のお母さん達は、見事な行進をします
先日の行進中に、一人のお母さんが声を上げる
「こんなダラダラした行進じゃだめだだめだ。
もっときっちり手を振って、足を上げて!」
このクラスって、私が持ってる中で一番高齢ですが
一番規律が厳しく、身体の動きがいいクラスです。
「世話人」と呼ばれるリーダーが数人居て
私なんか、全く雇われ先生みたいなもんです
「先生。もっと厳しくしてください」とか 注意されちゃいます![]()
「先生は怒らないなあ」って、言われちゃいます
へへへ
行進をもっと綺麗にしたい。
それは、わかるが
なにせ、この行進が作られたのは、20年も前。
この母さん達は、ここで20年も体操してるのだ。
私なんかより、かなりの先輩。
(私は3代目の先生です)
20年前にやったように、行進したい。
その気持ちはわかるけど
実際
現実はかなり厳しくなってきた。
あれから20年←きみまろ?
20年 だよ
人が一人成人になる年数だ。
お母さん達の中には、いろんな病気になったり
腰が曲がったり、足を引きずってたり
指先をそろえて手を大きく振って
膝を上げて 右 左 右左
そういう指導をするべき?
み~~んなが私の言葉を待っています。
こっちを見て「先生、さあどうする?」って見ています。
少し考えて、私は提案しました
「数を数えましょう」
いつもの曲は聖者の行進
イントロを聴いて、12121212・・・・の
1を声に出して言ってみてください。
と、課題を出しました。
曲をかけると
みんながうんうんと曲を聴いて
「12121212・・・」と、カウントを始めます。
1が揃うまでカウントの練習をしてから
今度はカウントしながら歩いてもらいます。
不思議と カウントしながら歩くと
動きがきびきびして、揃うんです。
身体の動きにはなんの指導をしなくても
声に出して、数を数えるだけで
身体の動きは変わるし
歩幅も列も揃うのです。
これは おのまとぺ
音の魔法です
な~~んて、大したことじゃないんだけど誰でも知ってる事だけど
私が一緒にカウントすると
なぜかもっと身体は動くよ。
うっしっし
音楽療法です。
私の教室は、実はこれがかなり入っています。
身体を動かす言葉のトリック
身体を動かすのが大変な人・苦手な人・億劫な人に
それはとても有効なのです。
いえ、元気な人でも有効ですから
使ってみてください
簡単です。
急いでる時は、そうですね~~
「チクタクチクタク」とか言って動く←なんでもいいんです
ゆったり動きたかったら
「ゆ~らゆ~らり~~ん」とか
言葉に、声に出して動くのです。
たったそれだけで、動きをコントロールする事ができます。
面白いよ
試してみてみて
私はそれを大げさに、芝居がかって言う事で、みんなの身体を動かします。
やっぱり私は体操の先生じゃないんだろうなあ~~