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ある夜
歯を磨いて寝ようとしていた23時過ぎ
けたたましい警告音にびっくりして
そばにいた旦那さんが私をガシッと掴んだら
激しい揺れ
ガチャガチャと物が落ちる音
すぐに頭をよぎる
小さい孫たち
そしてこれからの旦那さんのこと
揺れがおさまったら
やっぱり主人は深夜の出動
わかってる
災害時、私はひとりになる
それはもうわかってること
それより感じていたことは
ああ、先週Niaができてよかった
ってことでした。
あの日1日があんなに何もかも最高だったのは、当たり前なんかじゃ無い
できる事が当たり前じゃない
全ては有り難しなんだ。
で、最近は更にこう思う
万が一できなかったとしても
全ては
「そういうこともある」だけだ
運がいいとか悪いとかでも
日頃の行いでも
守護霊様でも神様の采配でもなくて
(努力は多少あるかも)
たまたまそうだっただけ
災害に遭うこともある
回避できる事もあれば
たまたま事故に遭うことも
物をなくすこともある
災害で家族をみんな亡くして
ひとり残った人が
めちゃくちゃ運や行いが悪かったなんてことはないんだ
大切な仲間と奇跡の一日を過ごせたことも
いろんなタイミングと時間のつながり
そんなことを流れで考えながら
ベッドに入る
お友達がLINEでショッピングセンターの屋上に避難してると教えてくれた
屋上にはお子様やお年寄りたくさんの方々が避難されていたようです。
こんな時だけど
Niaができたこと
ランチできたこと
今何も困ってないこと
お布団に入っていて
娘やらお友達がひっきりなしに
くだらないLINEをしてくることに
癒されて
いつの間にか眠りました。
また揺れるけど
大丈夫
何が起きてもきっと
今ある物を見ていこ
旦那さんが停電になったときのために
ガスのランタン出して行ってくれた❤️
「ボッ」が怖くてつけられないけどw
ひとりだったから
メッセージやLINEに癒されました。
青森県八戸市より




