今年のゴールデンウィークの事。
 
土岐の美濃焼まつりに行きたいと思っていました。
早朝に家を出て日帰りの予定でしたが、どうせなら行きそびれている浜松の神社にも行きたい。
するとどうしても一泊に。
しかし今年に入ってから、トコジラミの被害が拡大している事が心配で、宿泊を伴っての遠出が出来ず。
そうこうしているうちに、GW需要で宿もすっかり埋まっていた。
 
 
そんなわけで、GW明けの土曜日。
ギリ日帰りできる場所に行ってきました。
 
 
出発は午前6時半。

朝の三方五湖を眺めながら、ちょっと休憩。

これは予想通り、30度近くの暑い日になりそうです。

 

 

4時間弱で到着。

京都府宮津市、天橋立がある場所です。

 

まずは元伊勢籠神社へお参りへ。

 

こちらは撮影不可の場所がありますので、注意しながらパチリ。

 

前回参拝したのは11年前のGW。

こちらのお守りを今でも持ち歩いています。

 

 

元伊勢の名の通り、こちらは伊勢神宮の内宮・外宮の本宮とされています。

作りは伊勢神宮と同じ神明造り。

2社にしかない共通の様式などが見られる社殿。

 

籠神社のわき道から目的地へ。

距離は約600mだそうです。

 

ここからしばらく住宅地の中を歩いていきます。
 
天橋立も見えます。

 

山道が現れました。

 

緩やかな坂道を登って行った先。

 

元伊勢籠神社の奥社、眞名井神社へと続く階段です。

 

水にかかわる神社なので、双龍が鳥居の前に。

 

眞名井の湧き水を持ち帰ることも出来ます。

眞名井とは水につけられる名前としては最高の敬称なのだそう。

籠神社三代目祖神となるアメノムラクモノミコトが神の世界に行き、神々が使う水を黄金の鉢に入れて持ち降り、その水を還された井戸の一つがこちらとなるそうです。

 

こちらも撮影禁止のため、気を付けながら。

主祭神は豊受大神。

五穀豊穣の神様ですね。

天照が最初に還られたのがここ眞名井神社なのだそう。

豊受大神とともに祀られていましたが、天照が伊勢神宮に還られた後、豊受大神も伊勢へと還ったといいます。

元伊勢、のルーツはこの話からとされているそうです。

 

境内には大きな磐座(信仰の対象となる石)がいくつもあります。天照、豊受大神、イザナギ、イザナミ、そして伊勢神宮の内外宮の主祭神を祀ってあります。

それが表から見えないように、本殿が建てられているという造り。

磐座自体も数本の木に取り囲まれるようにして祀られており、自然の力で守られているかのような雰囲気です。

 

眞名井神社の授与所は決められた日、月二回にしか開かず、今月は次の日の5/12がちょうどその日に当たっていました。

 

こちらでしか授与されないものがあり、旦那さんは、いただきたいお守りがあったようで、車中泊したそうでしたが、却下。

諦めが肝心な時もある。

御朱印とお守り。

籠神社と眞名井神社(元伊勢宮として籠神社併記のもの)の御朱印はスタンダードなものがありますが、4月から6月まで、1日30枚限定の特別朱印をいただきました。

絵馬にも描かれている藤は、豊受大神とゆかり深い花で、邪気払いの意も込められているといいます。

 

どちらも籠神社でいただけますが、眞名井神社の授与品は必ず奥社への参拝が必須となっております。

当然の事ですが、、社務所でもきちんと確認されます。

 

天橋立にランチ難民。

旅先チャレンジ行ってみよう。

 

一極集中観光地帯は避け、いい感じのお店を見つけました。

食堂的な雰囲気でしたが、よく見ると看板に「宿」の文字。

お食事処浪漫さんは、民宿兼食堂のお店でした。

注文から提供を、お母さんがしゃきしゃきこなされてます。

 

見てください、トロリのこの親子丼。

つゆだくで、出汁が最高にきいていて理想の柔らかさ。

見ててかなりおいしそうでした。

 

こっちは白身魚フライ定食。

魚は食べたいけど生ものは避けたかった。

お魚の種類は分からなかったけど、ちゃんと手作りのやつ。フライ熱々。

竹の子とお豆腐、がんもの煮物も出汁染み染みでした。

お米も美味しかったな。

でも気になる一点、お味噌汁の量、控えめでない?

 

 

お昼を食べたら、熱気充満の車内に戻ります。

海を見ながら、山地を縦断。移動移動。

 

神社はしごだよ。。

 

こちらは浦嶋神社(宇良神社)

 

そうです、「浦島太郎」ゆかりの神社。

お話の元となった伝承は各地にあるそうなのですが、日本書紀に書かれたこちらの地域のものが最も古い事から、浦嶋伝承発祥の地とされているそうです。。

 

拝殿には亀の甲羅が飾ってありました。

 

境内はすっきり視界が開けていて、滞在中、少し気持ちが穏やかになれたような。

 

鯉が泳ぐ庭園もあったりして。

 

御朱印とお守り。

御守等には亀のモチーフが多かったです。

亀の根付守はモダンに見えて、ちょっと惹かれました。

 

しかし暑い。

道路に設置された気温計はマックス30℃。

 

丹後半島といえば、行ってみたいのが、舟屋の町、伊根。

舟屋自体はもちろん港沿いにあるのですが、道の駅は小高い丘の上にあります。

その訳に合点いったのは、こちらの景色を眺めたから。

 

展望所から見下ろすと、湾が舟屋で取り囲まれています。

 

左。

 

右。

 

帰りに舟屋周りの道を通ってみたんですが、狭い家屋と家屋の間に人がいっぱい。

遊覧船が出ているので乗り場の近くであるとはいえ、ぎゅぎゅっと人があふれています。

いつもの生活空間に観光の人がそのまま入り込んでいる。

この既視感?

白川郷に住んでいる方と近い感じなのかな。。

 

統一感のある茶色の舟屋の建物と、青い海のコントラストがとても印象に残る町でした。

 

衝動的に久々のミニストップにIN。

つぶつぶいちごフロート、たっぷりすぎてこぼれそう…

氷半分でいいのにな。

イチゴソフトの食べられるスプーン、無駄なくて好き。

ソフトクリームを手軽に食べられる唯一のコンビニ。

ミニストップ、お願い、石川に出来てくれい。

 

 

南條SAでは、恐竜の餌やり体験ができるって、知ってた?

この大迫力の「フクイティタン」の口元に草を近づけると、ぶわっと鼻息が出るそうですよ。

(草は長さのある棒の先についてます)

 

何組かの親子さんがやってるのを車中から見てたんですけど、ときどき鳴き声をあげたり、ゆっくりした動作が妙にリアルでおっかない。

 

愛嬌のあるこっちが私向きかなあ。