いよいよGW最終日ですね。
各地のUターンラッシュはピークを過ぎたようですが、事故等にお気をつけてお過ごし下さい。
妹から誘いがあって、昨日は再び九谷茶碗まつりに行って来ました。
初参戦の妹、良い物との出会いに期待。
向かったのは旦那さんとは行かなかった九谷茶碗村。
お休み一番の高気温日という事で、暑さと日焼け対策をしっかり施して!
到着したのは10時過ぎ。
最終日とあってか駐車場も会場も人が少なくて、1店舗1店舗時間をかけて見つつも、スムーズに回ることが出来ました。
お昼ご飯を車中でさっと済ませ、すぐに根上会場へ。
最後は和田山会場へ。
どちらも一番近い駐車場に、余裕で停められました。
各会場共通なのは、品数が少なくなっている事や品物のお値引きがあちこちでされている事でした。
やはり初日の朝一と最終日の終盤では人出が雲泥の差。
お目当てのものがあるときは初日の朝一。
掘り出し物や、お値打ち品を見つけたいときには最終日の後半に行くのがいいのかな。
私の追加の戦利品。
陶芸村で、見つけました。
実は以前購入した小鉢を割ってしまい、同じものがないかと思っていたのです。
購入した店舗に一つだけ、残っていました。
小皿と豆皿も一緒に。
この器に彩色を施して商品化されるのですが、私はこの形自体、そしてベースの白地が好きなのです。
こちらの店舗でしか販売されていないため、入手出来て嬉しかった。
そして思いもよらぬ大物も。
私は寅年生まれなのですが、年女だった一昨年頃から、何か一つ、ずっと持ち続けられる虎モチーフの品が欲しいと思っていました。
この日もその事を気に留めつつ会場を見て周っていました。
そしてある店舗のガラスケースに、おもわず妹と顔を見合わせた置物があったのです。
横30センチ縦20センチ弱。
ずっしりとした重さの虎。
やんわりとした物腰に、
かわいげのある表情に、こちらの顔も優しくなってしまう。
雄々しく見えたり、
子どもっぽさや
気品もある。
この一体の中に、幾つもの格や、気質、思想が見えるような。
ふふん。
糠川清章 (はせがわせいしょう) 作 虎置物
陶歴
石川県立職業補導所工芸科研究生として入所し、日展作家北山雲平師の窯陶を受け、図案、陶彫、釉薬等の基本法を学ぶ
無形文化財同人日展作家二代目徳田八十吉塾に入所九谷焼の神随古九谷 吉田屋等の運筆図案、上絵、釉薬の指導を受けつつ、深厚紬、窯変釉等を研完し新分野開拓の緒を得る
東京上野美術館にて一水会工芸都に初入選以来現代美術展・窯業展、新作展、其の他各種展覧会等に入選受賞する
政府省令に依り工芸美術作家の認定を受く