GW折り返し。

ピーカン、そよ風。

茶碗まつり日和です。

 

今回で115回目となった九谷茶碗まつりは、根上(根上総合文化会館)、和田山(能美ふるさとミュージアム)、九谷陶芸村の3会場を中心に、市内の様々な窯元、ショップで催しが行われます。

 

例年は九谷陶芸村へ出向いていたのですが、今年はまずお目当ての窯元さんが出店している、根上会場へ。

 

9時からの開場にピッタリ間に合いました。

例年、中日や最終日にのんびり参加していましたが、、

今年は初日の朝一、の雰囲気がどうなのか知りたくて。

 

こちらは入り口やロビーで、能登の復興支援の一環として、輪島塗や珠洲焼などの品々も出展されていました。

 

大ホールには窯元やお店が14店。

青窯さんのみ、単独で小ホールにて出店。

大ホールとは別入口から入るため、長々のびる、その行列にびっくり。。いつも大人気です。

 

今年も文吉窯さん(そメや)の戦利品。

いいサイズの小鉢があるといいな、と思ってたのですが、、

それより少し高さと大きさのある鉢。

翡翠の色のようなきれいなグリーンです。

もう一枚は白磁の花菓子皿。

一枚しかなかったのがとても残念。

どちらも好きなリムの形。

 

 

続いて向かったのが、上出長右衛門窯。

一度来たいと思い始めてはや数年、来れましたよ。。

 

予想通り、おしゃれな若者がたくさん。

 

こちらは毎年、器の販売だけではなく、窯の見学やワークショップが行われており、フードトラックもやって来ます。

 

 

実は私さんざん器選びに集中していて、窯(工場)の見学ができませんでした。

それを横目に、旦那さんは単独でしっかりあちこち見てきたよう(失態)

 

でも、しっかり嬉しい戦利品。

こちらでは、まつり限定の品が多く出ていました。

雷鳥の柄の器がそれ。

描かれている花はゴゼンタチバナとクロユリ。

どれも白山にゆかりのあるモチーフです。

トートバッグは私が欲しかったもの。

屋外でも使える上出アイテム。

 

同窯6代目、上出恵悟さんの独特なデザイン。

古きよきものを現代風に織り交ぜ、新しい感覚で作品を生み出されています。

 

ここでお昼前。

私が器とにらめっこしている間に、調べてくれたお店に行くことに。

小松市園町にある「茶和庵」さん。

あ、、もしかして、「ちゃ・わ・ん」?

 

懐かしい雰囲気の喫茶店のような店内。

カウンターやテーブル席、座敷もあります。

先客は2組。

その後お昼になって人が次々入ってきました。

 

メニューはこちら。

今日は迷子にならない。

いい。選択肢は少ないほうが断然選びやすい。

 

来ました、おまかせランチ。

ご飯は少なめ、で正解。

小鉢は甘めの茄子の揚げ浸しとゴーヤのおかか和え。

お味噌汁はあおさ。

メインは豚肉の塩麹焼き。

いいね、いいね、こういうのが理想の定食…。

バランスいいし、胃にも優しい。

万人向けの日替わり定食。

少し暗めの店内と、窓から入る風。

歩き回って人に揉まれた疲れ、エネルギー補充で回復です。

 

 

最後は和田山会場。

駐車場から10分ほど歩きました。

日差しが、日差しが…。

見えました。

隣接してる消防署でも、たくさんの車輛が展示されてました。

真っ赤な車体にNOMI FIREの文字。

なんか、かっこよい。

 

入り口は2か所かな。

正面と、サイドのこちらから。

屋内の出店数は18店。

こちらの会場も屋外には青郊窯さんの単独スペースがありました。

九谷五彩と言われるカラフルな彩色は、やはりなんといっても目を引きます。

特に人気の豆皿や盃には毎年人だかりが途切れません。

 
とにかく、どちらの会場も人です。
この日を楽しみにしていらっしゃる方の多さよ。
あと2日開催される九谷茶碗まつり。
お天気にも恵まれ、まだまだ賑わいを見せそうですね。