自分が変わると現実が変わる、現実は自分の鏡など、精神世界の分野に興味をお持ちの方であれば、一度はこのような内容を目にしたことがあると思います。
前回の記事では、あまりにも悪が蔓延った世界では、確率の法則から、そのような粗悪な人物に出くわす可能性が増えてしまうので、
そのような場合には、自身のエネルギーが奪い取られてしまう前に、早めに粗悪な環境から物理的に抜け出すことも方法のひとつであることを書きました。
精神世界で言われる内容を頭での理解で文字通りに捉えてしまうと、自分が変わると現実が変わるの意味の解釈が人によって違ってくる場合があります。
『自分が変わると現実が変わる』時、縦の移動と横の移動があって、縦の移動は次元間の移動で、自分の周波数が高くなると自分のエネルギーに合致した軽くよりスムーズな現実に変わる(次元間を移行する)ことがあります。
最近自分に起きた現実で例をあげると、あからさまに嫉妬むき出しにしてくる人物が身近に現れたので、
いつものように自分の内側に意識をむけて、このような人物が現れた際に自分の中から出てくる『感情』にまず意識を向けました。
すると、縮こまるような、自分がまるで相手に対して悪いことをしているようなそんな感情が出てきました。
つまり、自分の中にこれまでに周囲からインプットされてきた、調和とは足並みを揃えること、出る杭は打たれるなど、秀でることは調和を乱すなどの間違った『観念』をいつの間にか植え付けられているからこそ出てくる『感情』だったわけです。
その時、ふと、ある女性のことを思い出して。その方は、今でこそ才能を発揮して社会的に成功されている方なのですが、
ご自身が何も持っていなかった頃、つまり、お金もない才能もない、見た目も冴えない(ご自身が言っていたことです)など、
ないないづくしの頃、周囲との摩擦が何もなかったと言います。
女性の中には自分より多くのものを持っている人物に嫉妬心を抱く方がいますが、何も持っていない頃は、周囲の人から気にかけてもらい、愛されていたそうです。
ところが、自分が才能を発揮して世間から注目されるようになった時、これまで優しかった人たちが嫉妬心や敵意をむき出しにしてくるようになったそうです。
つまり、これまでの優しさは、周囲の人にとって自分が劣っていたから、下にいたから、安心感を相手に与えていたからこその調和だったのだと気づいたそうです。はっきり書くと、偽の調和ですね。
その話を思い出した時、そんな偽の調和などいらんわ!という気持ちと共に自分の中に、そんな偽の調和を大切にしようとする古ぼけた『観念』をまだうっすら持っていたことに気づいて手放しました。
すると、やはり現実は様変わりして、私に嫉妬をむき出しにしていた人物は、不思議なことに、私に尊敬と気遣いを見せる人物に変わってしまったのです。
その人物が変わったというより、私自身が別の次元に移行して、その次元のその登場人物が目の前にいるという感じです。あまりの変わりように凄く面白いなと思いました。
これは縦の移動ですが、周波数変換をしない横の移動、つまり選択による平行世界(パラレルワールド)を移行する方法もあって。
物理的に自分が別の場所に移動するなどの方法もありますが、身近にやれる方法のひとつにYes・Noを明確に対象の人物に伝えるというものがあります。
嫌なことをされているのに、その相手に対してはっきりとNoと言えない、Noというのが怖いという方もいるかもしれませんが。
これも体験をもとに書くと、友人は人から嫌われたくないがために、嫌なことを言われてもされても、そのまま空気を乱したくなくて、すべてにYes的な言動を繰り返してきました。当然のことながら日々の負担は増えていきます。
Noということをアドバイスしましたが、その相手に対してNoと伝えたんだけど。と、見せられたLINEの文面を見ると、ちっともNoの内容ではないのです。全然受け入れちゃってます。
そこで承諾を得て、私が彼女のかわりに文面を考えてそれを送信した途端に、相手からの嫌な態度はピタリとなくなったそうです。
送信する際に「えーー?こんなこと送ったら嫌われるし、仕事がやりにくくなるよ!」とかなり焦っていて、送信した後、酷い罪悪感と苦しさで彼女はその夜眠れなかったそうです。
しかし、翌日会社に行くと、相手の態度が激変して、逆に顔色を見られて、気を使われるようになり、無理なことを言われることはなくなったそうです。これがYes・Noの選択による現実の変化です。
Yes・Noの選択はバランスが肝心ですが、ここである映画のお話をしたいと思います。
家族も友達も恋人もいない主人公の男は、いつも気難しい表情で会社内でも人が寄り付かない人物でした。
ところが、とある人物との約束で、今から人から何かを言われたら、すべてYesと答えるようにと言われます。
困っている人から何かを頼まれたらYes、パーティなど面倒で嫌だったものも誘われたらYes、など、これまでの自分なら絶対にやらないようなことをYesと答えることでやっていった結果、
彼の周りには多くの人が集まり、体験の質が代わり、主人公の表情は柔らかくなり、いつの間にか人生が豊かになったという結末となります。
主人公は無意識に人生のすべてを拒絶していたから、人生が空虚な状態になっていたのですね。
YesとNoは使い方によって人生が大幅に変わってしまう重要なものだと考えさせられる物語でした。