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SMAのSunnyPortalには「解析」という機能がある。
「年間データの比較」という機能を拡張したもので、デバイス(パワコン)やMPPT単位(単相SunnyBoy)で比較することができる。サイトにデータロガー(CLUSTER CONTROLLERやWEBBOX)があれば対応する。


この野立て発電所はパワコンを北から南へ#1,#2,#3,#4とナンバリングしており、南や東側の建物や樹木の影の影響を受けやすい#5は東側と最南にストリング設計してある。
一番北の#1は20度架台でそれ以外の#2~#5は10度架台。
過積載率1.33のため、冬季はピークカットしないが、冬季は20度架台の#1が優れた発電量を示すことがわかった。(北関東は冬晴れ晴れしやすい)

ダイヤグリーン2017年12月の実績

 20度架台(#1):122.49kWh/kWp・月

 10度架台(#3):95.77kWh/kWp・月


年間でみると建物や樹木の影の影響を受けやすい#5が最もよくないが、この1年で影になる樹木を伐採したので2018年の2月~5月はどのくらい改善するか楽しみ。(6月が改善しているのは樹木をある程度伐採したから)

最も発電する4月から8月は傾斜角10度架台が威力を発揮する。このころは天気がよければピークカットする。逆に20度架台はピークカットしづらく、北西の樹木の影の影響もあり10度架台に負けてた。

 注意春分-夏至-秋分は、真西より北に太陽が沈むので意外に陰る。要注意である。

どのパワコンも12直列4並列48枚だが、20度架台の#1を13直列52枚にすれば夏季もピークカットして10度架台に比肩する発電をするかもしれない。
なお、野立てのデータロガー(CLUSTER CONTROLLER)は結構発熱する。冬場は問題ないが、夏は8月11日から13日はハングアップしたので発電実績がとれず悔しかった。なんらかの対策を考えないといけないが、マニアでない限りつけないほうがよい)

2018年はタイゴエナジーをつけたくなった。

以上2017年最後のブログ報告です。