お隣の娘さんが中学校に行かなくなった。















































そんな娘さんを、隣のおばちゃんは、ようやく受け入れた。
だけど今度は、娘さんがアメリカ
に行きたいと言い出した。
やっと落ち着いたと思ったら、再び嵐。
うーん。これも思春期ならではですねぇ
*前回までのお話















アメリカに行かなかったら私の人生は終わってしまう。そんな事を言い出した14歳。
なにを根拠に??
とりあえず落ち着こうよ。
ご両親は、娘さんの真意を測りかねていた。
あまりにうるさい熱心なので、一度旅行に連れて行くことに決めた。
行けば少しは冷静になるのではないか?
そんな願いを込めて。
旦那さんと娘さんで、まずは現地へ。
(おばちゃんは弟くんがいるのでお留守番)
その結果
やっぱ、これやね!!

火に油を注いでしまった
もう誰も止めらない

でも、現実問題として、金銭的なこともある。
高額な費用と、お隣には私立中学を目指す弟くんもいる。想定外の支出だと思う。
さらに、現地の受け入れ先など問題は山積みだったはず。
でもね…。
これを引き寄せというのでしょうか??
私は〇〇をしたい!!
そう強く願えば、叶う方向に向かうのかなぁ
金銭的な面は突然クリアされたらしい。
(うちの母が言うには、どうも遺産が入ったとか、入らないとか。いや、あくまで近所の噂レベルの話ですけど)
うふふ〜♡
ほら、願えば叶うのぉー
なりたい自分を想像して〜
あとはお任せ〜〜♡
んな訳、ないやろ!!

なぜ、ノリツッコミ??
ここからの彼女はすごかった。
あと一歩で自分の願いが叶うかもしれない。
その状況はたしかに彼女の思いが引き寄せたのかもしれない。
あと一歩。
ここからは現実的な作業が待っていた。
だけど、全く未知の世界。
どこからスタートしたらいいのかわからない。
あの時代はネットという便利なものもなかった。
彼女はまず大使館に問い合わせた。
そして、そこで言われた書類を全て自分で用意して、さらに提出書類も全て英語で書き上げたそうだ。
下手に親に口を挟まれるよりも、『そこまでしたの
』と、納得するしかない部分まで全て用意してしまえ!!
彼女らしいなぁと思った。
根性あるなと思っていたけど、やっぱりね
そして、彼女の行動が全てを変えていく。
心配していた両親も
そこまで本気なら頑張ってこい!!と味方になってくれる。
暗く、不安げな顔をしていたおばちゃんの表情も変わった。
とても穏やかで、そして何かを乗り越えた力強さのようなものを感じた。
人は何かを決めた時、一本筋が通るというか、
どっしりするというか、雰囲気が変わる気がする。
娘さんの勢いに押されて、おばちゃんにも覚悟が出来たのかもしれない。
いろんな情報も届きはじめる。
まあ、手続きしたんだから当然か

全てが留学へ向けて動き出していく。
全てが一気に望む方向へ動き出していく。
こうして
中学に行かずにアメリカ行きた〜い!!と言ってた女の子は、願い通り
アメリカの高校に入学することになりました。
そして、大学もアメリカ。
仕事もアメリカ。
はい、15歳で日本を出て
彼女はそのまま、戻ることはありませんでした。
アメリカに行かなかったら死んでしまう。
彼女があの時に感じた思いは、どこから来たのか分からない。
だけど、彼女が感じたことは本物だったんだ。
15歳で娘を手放すなんて、ご両親は思いもしなかったと思うけど、異国の地で伸び伸びと暮らす姿に「あの子はあれが幸せなんだと思う」といって笑っていた。
私は今度〇〇ちゃんに会う機会があったら
尋ねてみたい。
なぜ、アメリカへ行きたいと思ったの??
あ、でも、どうせ答えはきっと
「なんとなく」
そんな感じだろうなぁ
なんか知らんけど、やりたいねん。
これが実は、本来の自分が進む道への近道なのかもしれない。
だけど、願うばかりじゃ叶わない。
それに伴う行動力も必要だ。
時には苦労だってついてくる。
何事もバランス。
彼女の生き方は、そのお手本みたいだなと
私はずっと思っていた。
















彼女が一時帰国した時の話。
私の母曰く
なんかな、もう全てが大人やねん。
うちの娘と同じ年とは思われへん。
私の妹と同じ年
あかんわ。
ぼーっと生きとったらあかんわ。
その子と私の妹は
母が頭を抱えるくらい、言動や、立ち振る舞いが、なにもかも違っていたそうだ。
そりゃ、向こうに行って、全て自分で考えて生きて来たんだもん。経験値が違うよ。
与えられた場所で暮らす者とは違う。
比べられた妹も災難だと思う

















これだけのことが出来る彼女が
なぜ、中学校に行かなかったのか??
不登校って、なんなんでしょうね??
学校を絶対的な物として捉えるから
話が複雑になるんでしょうね。
これ、なんか違う。
これは誰でも持つ感情だと思う。
なのに、学校に対しては、それが許されないし、皆、何か冷静さを欠くから難しくなるんだと思う。
学校に行くことに固執したり、
子供の言うことなんか聞いていられない。
そんな風に子供と向き合ったら、
実は大きな可能性を潰してしまうことがあるんじゃないかと思うんです。
違うと思う感性を大切にするのもありだと思う。
それにね、
大人になって、皆、探してますやん
人や、世間に合わせ過ぎて、見失った本当の自分を。
探してくれる人も、ブログ検索したら、めっちゃありますやん

皆、しんどいんでしょ。
そういうことなんだと思う。
って、どういうことやねん!!

