6月末に東京オペラシティで歌った第九。

こちらも振り返りしておこうと思います。

 

指揮者は黒岩英臣先生、合唱指導は下村郁哉先生。

黒岩先生は修道院に10年間いらした事もあり

 

「音楽は神様に頂いたものだから、神様にお返ししなければいけない」

 

という思想をお待ちの方です。

 

黒岩先生が東京で指揮を振るのは今回が最後という事でした。

 

今回の第九は第1楽章から第4楽章まで通しのため、本番では合唱団は舞台上で出番まで座って待機していました。

 

私の歌う位置は真ん中の方で指揮者にかなり近く、指揮者や管弦楽の様子が良く見えました。

 

黒岩先生の指揮は、優しく丁寧に、かつ情熱的に、奇を衒うようなところはなく、一つ一つの音を大切にしながら演奏している、そんな印象でした。素人目ですが、、💦

 

実は第九を第一楽章からちゃんと聞くのは初めて

舞台上で指揮者や演奏者の動きを間近に見ながら第九を鑑賞する贅沢な時間になりましたニコニコ

 

柔らかく、時には力強い指揮に合わせて音楽が作られていく様子を間近で見ているのは、とても不思議な感覚で、

魔法の杖が振られてそこから音楽が作られるのを見ているような、そんな気持ちにもなりました。

 

特に第3楽章はこんなに美しかったのかと感動😌

上の方、天界と繋がっているような、そんな心地よさを感じ時々目を瞑りながら聞き入っていました。

 

もっと演奏を聴いていたい気持ちだったけれど、

第4楽章が始まり、バリトンソロと共に合唱団も立ち上がり歌いました。

 

黒岩先生が指揮を振るのは東京では最後ということで、ソロの方達も海外でも活躍されている方達で

迫力があり個性が光っていたり、、見応え、聞き応えがあり、身体全体を使っての発声など圧巻でした。間近で聞けるだけでもとてもありがたいことでした。私も身体を使って響かせるよう意識して歌いました。

 

合唱の有名なサビの部分も迫力がすごいけれど、個人的には後半の

 

Seid umschlungen, Millionen!
Diesen Kuss der ganzen Welt!
Brüder, über'm Sternenzelt
Muß ein lieber Vater wohnen.

抱き合おう、何百万もの人々よ!
このキスを全世界に!
兄弟よ、星空の上には
愛する父(神)が住んでいるにちがいない

 

Ihr stürzt nieder, Millionen?
Ahnest du den Schöpfer, Welt?
Such' ihn über'm Sternenzelt!

Über Sternen muß er wohnen.

あなたたちは ひざまずいたのか、何百万もの人々よ
あなたは 神を感じるか、世界よ
星空の上に神を求めよ!
星々の上に、神は住んでいるにちがいない

 

あたりの透明感のある綺麗なハーモニーも好きです。

 

本番後、私達合唱もソロの方達、来て頂いた方達からも絶賛していただけたようでした。

 

指導の下村先生が練習の際、150~160回指導をしてきたけれど、これまでで一番良いのでは、、と話されていました。

 

カーテンコールも何度かあり、とても良い演奏会になったようでした。

音楽に長年貢献された先生への尊敬や感謝が表れていたのではと思います。

 

自分達の公演の、ひと月前の第九に参加することに不安でいっぱいになっていました。

実際にその後体調を崩し、自分たちの公演まで回復できるのかという状態になってしまい、、

反省もあり、複雑ですが…

 

ベートーヴェンを長年研究されている下村先生の熱のこもった解釈をお伺いしたり

今回が東京での指揮は最後という黒岩先生の神聖な音楽に触れられた貴重な一期一会の経験となりました。

 

仔里千枝

 

 

 

~Healing~

トラウマ(バーストラウマとインナーチャイル)解消のヒーリング

 

-自分には何も出来ないと物心ついた時から思っていた

-生きるのは辛い事だという観念を持っている

-何かに縛られているようで苦しい、生き苦しい

-何のために生きているのか分からない

-自分には価値がない、何者にもなれていない

-自分のことが好きになれない

-苦しいけれど何をどうしたら良いのか分からない

-前向きになろう、捉えようと思っても苦しくてできなくなる

-自分の身体を大切にしようといった感覚が持てない

-自分を抑え込んで、我慢してしまう

-冷房で身体がすぐ冷える

-風邪もよくひく

 

これらはバーストラウマインナーチャイルドの影響が大きいようです。

 

そういった状態から

 

ヒーリングを受けて感情の解消をして自分の内面と向き合っていくうち

 

-日々の生活の中で安心感や暖かい感じが増えたり、

-自分は自分で良いのだと認められたり、自分への信頼感が高まったり

-自分自身のこと(感じること、身体、やりたい事など)を大切しようとか、

-自分にも出来ることがあると思えるようになったり

-関わる人が変わってきたりと変化してきました。

-冷房にも強くなり冷えにくくなり、風邪も引きにくくなりました

 

ヒーリングでは自分では届くのが難しい潜在意識の、根底にあるトラウマのエネルギーを揺るがすことで、変化が広く波及していきます。氷山の土台が揺らぐ事で、上も少しずつ崩壊していくようなイメージです。

また固まっていた部分がほぐれることで溜まっていた感情も感じやすくなり変化の後押しにつながります。

 

【活動の目的】

その人らしさ、能力を発揮して生き生きと輝く人を増やす

 

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