2020年4月24日(金)夜。
お昼にポストを覗くと一通の封書が👀。
Dr了の診療所からでした。
長くこのブログを訪問して下っている方にはDr了。
お馴染みの登場人物です。
一年とひと月とチョット前にバイバイ(@^^)/~~~した夫。
彼の闘病記として始めたこのブログ。
2019年3月の命日迄、ほぼ毎回登場していたDr了。
神奈川県と山梨県の県境の山の中。
在宅緩和ケアの先生です。
肝硬変末期の慢性肝不全。時々感性脳症付き。
最後は多発性肝細胞癌でした。
その患者と連れ合いの婆doramusumeを丸々2年半。
在宅訪問診療をしてくれました。
今、doramusumeがあっけらかんと日々を過ごせているのは。
何を隠そう?いや隠してないけれど。Dr了のおかげです。
でね~死んじゃって。普通なら会計しておしまい。
なのだけれど。Dr了の診療所は家族の会(遺族の会)を、
定期的に開催してくださっています。
このことも何回か書いています。
三か月に一回。
喫茶店を貸し切って。400円。のお茶代のみで。
ところが、前々回は台風。前回は雪。で。今回はコロナヨコロナ。
家族の会が中止。
なので。その代わりに
通信を出して下さりました。
なので。doramusumeにお手紙が来たわけじゃないですけれど。
こんな感じコレ⤵
ね(^_-)-☆
A4用紙4枚。裏表。Dr了はじめ、看護師さん他診療所のスタッフさん。
皆さんのエッセー風なお便り。もちろん音楽療法士の響子先生も。
今回のコロナについて、
Dr了はどんなお考えなのだろうか?
お話したいなって。思っていたのdoramusume。
やはりというか?想ったとおり。
巻頭言は院長のお話よね(^_-)-☆。
Dr了に許可を得ました。v( ̄Д ̄)v イエイ。
全文転記します。実名での登場2回目です。
一回目はね、2018年8月39日。
タイトル~ご相談料一万円と。緩和ケアは末期じゃない。
コレ⤵
https://ameblo.jp/chiekochie/entry-12401406768.html
この記事。管理画面のアクセス解析を見るとね~
なぜか?人気記事なのヨ。
毎月コンスタントなアクセスがあります。
70~100件くらい。
緩和ケアって。まだまだ。これからの医療なのでしょうね。
ちょっと、責任感じちゃってるdoramusume。
Dr了ね。彼がお世話になり始めた頃はまだ一人クリニックだったの。
一万円は、もう頂いていないって仰っていたわ。
いや~~頂いてもいいと思うのだけれどね(^_-)-☆。
新型コロナウイルスのこと 石橋了知
ウイルスは数億年以上前から地球上に存在し、人類誕生のときから人間と共存して生きてきました。そのような中、ウイルスは自己繁栄のために様々な戦略をとりながら進化をとげ、人間もまたウイルスの働きを利用しながら環境に順応してきました。私たちはウイルスを排除して生きていくことはできません。
新型コロナウイルスに対する現実的な目標は、ウイルス撲滅ではなく、緩やかに感染者が増加することで社会集団の過半数が免疫(集団免疫)を獲得し、その後収束していくというものです。感染数がゆるやかに増加していけば、重症化した方へも十分な医療を提供する体制が維持されます。ただし、そのような場合でも一定の確率で亡くなる方がいることは避けられません。
可能な範囲で3密(密閉、密集、密接)を避け。手洗い予防をしっかりと行い、過剰に不安となることを避けつつ、感染、重症化した時のこと、自分自身に死が突然訪れることも想定しておきたいと思います。
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬる時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるる妙法にて候
江戸時代の僧侶、良寛さんが、大地震で子供を亡くした友人に送った見舞状の一文です。できうる対処を行ったら、あとは天命に任せて腹を決めて生きていこうという、たくましさとしなやかさを感じます。
私たち診療所スタッフも、新型コロナウイルスの予防をしっかりと行いつつ。ウイルスと上手に付き合っていけたらなぁと思います。
この文を読むとね、
いつも、彼と三人で診療なんか横に。
人生を語り合って頂いた日々を思い出しました。
Dr了の語り口。お考え。(前半は、別にDr了の個人見解でもなんでもないのよね)
そうよね~~。って、懐かしく。
ボロボロと、涙が出ました。
いい一日だったな🎵♫~と。単純なdoramusumeなのでR!。