今日は830日。

doramusumeにとっては、ちょっとした記念日です。

彼に伝えたところ。そうなんだ・・っていう程度の反応でしたけど。^^;

 

2年前の今日。Dr了のホームページ経由で初めてメールを出した日です。

先日の訪問診療で了解済み(*^^)v今日は実名で登場です。

「ぜんぜん構わないですよ~~実名も住所も。」っておっしゃって下さいました。

 

2年前の夏頃から、肝硬変が進んで腹水・胸水が出てきてしまった彼。

長年通った大学病院からは、もうやりようがない。と言われ。

通えば薬は出すけれど。。遠いでしょう・・?と言われ。

市立病院に入院しながら、さぁ‥どうしよう⤵・・と、思い悩んだ夏の日々。

 

市立病院に入院して寝ているだけなら家に帰りたい!と言う彼。

そのあたりを、担当O先生に伝えたところ、面談の場を設けてくださいました。

看護師長と福祉士さんと他数人。どなたかは失礼ながら失念^^;

 

その時に在宅で見て下さる、この近辺のお医者さんの名前というか、

事業所の名前が出てきまして、メモをした一つが「藤野在宅緩和ケアクリニック」

この名前が、私の頭にインプットされたのは2016年の5月の初めだったと記憶。

 

調べました。ネットで。

「藤野在宅緩和ケアクリニック」サラッと読んで。内容は⤵

「ご相談の流れ」に、

1まず電話 2資料の用意 3クリニックに来院 4訪問診療の開始

「用意するもの」

1、診療情報提供書 2ご質問票 3健康保険証・受給者証など 4薬の控え治療メモ。

5、ご相談料10,000円 ご相談料は保険診療外となります。

とありました。

 

何しろこの頃。今もですけど。貧乏。

相談料一万円!って。う~~~ん。と、彼に伝えたところ。

「ダメだよそんなの!」と一蹴。(この問答、本人は、全く覚えていません)

 

5月の初めの時点で一旦この話は我が家から消えました。

何しろ田舎ですので、

訪問診療をしてくださるところは、あと一件だけしかありません。


その後、7月の中頃に大学病院の診察を挟んで、胸水で肺が半分に!

夜中の救急外来とかイロイロ。なんともバタバタ過ごした2016初夏~夏。

 

どおしよう!と。思う私。毎晩ネットで情報収集。

もう一度じっくり検索。「藤野在宅緩和ケアクリニック 院長 石橋了知。

個人名でも検索。

なんだかストーカーっぽと。思いながらも必死です。

 

doramusumeの疑問その1.

 彼の病気は難病指定の原発性胆汁性肝硬変。助成が無くては生活が成り立ちません。

doramusumeの疑問その2.

 相談料の一万円。契約不成立の場合はどうなるのかなぁ。。。と。けち臭い話。

今。改めて思えば、この一万円はけして高くなく。

当たり前の報酬だと理解できます。

だって~~~Dr了♡。忙しいのに、時間を作って相談なのですもの。

一万円は当然よね!って。思うのですが。

 

何しろ、面識のない、ネットの情報だけで判断するって。勇気がいります。

日に日に凹んでくる彼を見ながら、悩みに悩んだ一昨年の8月を思い出します。

 

毎晩毎晩、「藤野在宅緩和ケアクリニック」のHPを眺めたdoramusume

相談には何人来てもいいと言うように読み取れて、

ヒラメイタのです。

彼と私。娘と義姉にも来てもらおう!4人で相談に行けばいい!。

ならば一人2500円。と、妙な理屈をこじつけて、(* ̄▽ ̄)フフフッ♪。

 とりあえず、疑問その2は先に解決しました。?させました。

 

そんなこんな。ひと月悩んで。8月も末。30が、

決死の覚悟?で、「初めまして・・実は・・」と。

Dr了のホームページ経由で初めてメールを出した日と、なります。

 

翌日にメールでお返事があって、

公費助成は受けられると言う事を先に確認ができた次第。疑問その1は解決です。

ならばと、ぜひご相談に伺いたい旨と、

彼の今までの治療の概要を長々とメールしました。

その時に、Dr了から頂いたお返事は、メールボックスに大切に保管してあります。

書き写します。

 

返信が遅い時間になってしまいました。

メールを拝見し、訪問診療をすでに開始してよい時期なのだろうと思いました。

訪問診療や緩和ケアは、ぎりぎり最後に受けるケアではありません。

より早い時期から関りを持つことで安定した時間が長く得られると考えます。

ただ、私が関りをもつことはできないかもしれません。

それは本当に心苦しく、申し訳ありません。

でも、まずは明日、携帯にご連絡いたしますので、直接お会いする日にちを決めましょう。

石橋了知 

このメールを頂いたのが2016/8/31.

 

その後数回のお電話等で、クリニックに伺ったのは9月19日。16時半のお約束。

彼はまた入院してしまったので、娘と義姉と三人で伺いました。

途中、診療が長引き一時間遅れの連絡も入り、

じっくりとお話を聞いて頂き、こちらもしっかりと伺って、

終わったのは19時を過ぎていたと記憶。

ただ、私が関りをもつことはできないかもしれません。気になります。

「いい先生だね~~~~♡♡」「24時間対応なんて!。。すごいね~~~」

「もう!むりくりお願いしちゃった感じなのよね~~~」などと、

女三人、真っ暗な夜の山道を軽自動車で、おまけに台風の雨嵐。

彼の入院している市立病院の面会時間ギリギリに、報告に駆け込んだのでした。

 

何しろ藤野在宅緩和ケアクリニック。山の中の別荘地です。

裏庭にはニワトリがいます。

 

勇気を出して?最初のメールを書かなかったら、

こんな素晴らしい医療に巡り合えなかった。と。思います。

 

そうして、改めて思う事は、

この2年間。本当にギリギリではなかったんだな!。

緩和の本来の姿を体験できたのだな!と。感じています。

偶然にも、今日の大津秀一先生のブログ。

「緩和ケアは末期じゃない」なんだか、私。うれしいです。

 

もしかして、来年も8月30日。こうしていられる?と。淡い期待もあるのですが、

逆に。。。㊙なのですけど。。

そんな感じで、期せずして早期緩和ケアの恩恵を受けている私たち。

2年前、末期だと、思っていたら違ってた。って。う~~ん。

それはそれで、シンドイなって。思う部分もちょっとあります。

ぱぱ!ゴメン!。まぁ~いいか(失笑)

 

今日のブログはDr了の了解のもと、実名で書かせて頂きました。本日限定(笑)

よろしかったらHPも見てみてください。イケメンです。実物はもっとイケメンです。

ただし~~~Dr了。忙しくって、更新していません。

私が出会ったHPそのままです。