私は触れることを大切にしています。





それを教えてくれたのは

山口創先生の

手の治癒力』や

『愛撫・人の心に触れる力』などを

はじめとする本たち





そして

傳田光洋さんの

『皮膚感覚と人間のこころ』や

『第三の脳』で





皮膚がこれほどまでに

機能していることに

驚かされるばかりの内容で

触れるということに

魅了されるばかりです。




そんな私は

今朝寝ぼけて

くるぶしをぶつけました。




とっさに摩り

心の中で

いたいのいたいの飛んでけ〜

しました。



その効果を再確認した朝です。




というのも

山口先生の本の中で

痛みを感じた時

撫でることで

痛みを感じにくくなる

メカニズムが

わかりやすく書いてありました。





簡略すると

触覚や圧を感じる神経が

苦痛や痛みを感じる神経よりも

伝達スピードが早いので

痛みを感じにくくするということと




触れるという行為そのもので

痛みを抑える「オキシトシン」

脳内麻薬の「β-エンドルフィン」という

内分泌系も活性化される




そのため

麻薬様作用で

さらに痛みを

感じにくくするのだとありました。




それを

知らなくても

ぶつけたら

摩るのでしょうけど



知っていると

痛みの感じ方も

随分と和らぐはずです。




これを

信頼している

誰かにやってもらうことで

さらに効果的だと思います。



子どもの痛いところを

撫でてあげる

コレ効くわけです♪




日本には古くから

手当てという

手の力が信じられていた国だと思うので




これを読んでくださった方が

知らない人にいきなり触れたら

とても怖いですけども




大切な誰かに触れたり

痛みを和らげたり

安らぎを与えたり


照れずにできるきっかけになったら

嬉しいです。




背中をさするだけでも

効果はあります。




読んでいただきありがとうございます。