一週間前の金曜日は夏日でしたよね。

今日は12月並みの温度(現在12度)だそうです。

自律神経 迷走しっぱなし!えーん

 

河合隼雄先生の“心の処方箋”を読んでから、私のマイブームの言葉が「ふたつよいことさてないものよ」です。

 

抜粋します。

「ふたつよいことさてないものよ」というのは、ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられる、ということだ。

抜擢されたときは同僚の妬みを買うだろう。

宝くじが当たるとたかりにくるのが居るはずだ。

世の中なかなかうまくできていて、よいことづくめにならないように仕組まれている。

このことを知らないために、愚痴を言ったり、文句を言ったりばかりして生きている人も居る。

その人の言っている悪いことは、何かよいことのバランスのために存在していることを見抜けてないのである。

それでも、人間はよいことづくめ望んでいるので、何か嫌なことがあると文句のひとつも言いたくなってくるが、そんなときに、「ふたつよいことさてないものよ」とつぶやいて、全体の状況をよく見ると、なるほどうまく出来ている、と微笑するところまでゆかなくとも、苦笑くらいして、無用の腹立ちをしなくてすむことが多い。

 

な~る程と思いました。

万事塞翁が馬と似たような?と思うのです。

 

谷川俊太郎さんが、この本の最後ほうで、

 

「ことわざ辞典」にも「二つ良いことはない」という形で載っているから、河合さんの創作ではないだろうが、「さて」と「ものよ」を加えたのは河合さんのお手柄ではないだろうか。

そのおかげで七七のリズムが生まれ、そこに書き言葉では得られない話し言葉のひろがりとぬくみが感じられる。

 

 

しかし それにしても向精神薬を飲んでしまった私は、これに当てはめても酷い話ではないか?と思うのです。

医師のほうにも、大儲けするという良い事が有ったのだから、悪いこともあったのかな?
私には、そういったことは見られないから、解らないですが。
 
ただ、私を鬱だと診断して薬を飲むように勧めた医師は、糖尿病で苦しむようになって、私が転院する頃には診察も出来ないようになっていました。
歩きもかたも良く言えばゆったり、取り様によってはしんどくてテキパキ歩けないといった感じでした。
 
父親が糖尿病で亡くなっているのだから、医師ならば予防が出来た?だろうにと思うわけで。。。
私の病気さえ薬を処方するだけで治せなかったのだから、そんなわけないか!とも思えますが。
 
昔から大きな病院だったようです。
現在は妹さんが院長になっています。
弟さんはお隣県へ出て行って、心療内科を開院したようだと言う噂でした。
医者の二男だから、これが出来るんですよね。
武士の時代なら大変でしたね。
 
これじゃー、精神科心療内科、あちこち沢山ですね。
私の市でも駅から我が家迄、通り沿いだけ5~6軒はありますよ!
 
私の通院していた病院は、沢山の勤務医さんを抱えていたくらい大きいの(クリニックと入院設備が整っている病院と二つ経営)ですから、兄弟力を合わせて経営した方が良いだろうにと、貧しい私なんかは思うのですが、名誉も財産も有ると色んなことが有るんだろうと勝手に想像しています。
 
私はと言うと、医療やなんやらを疑って考えようになりました。
これは良いことなのか?
寂しいことですが仕方ない、騙されないようにせねばと思うわけで。。。
今は、ベンゾの薬を野放しにしている行政に!何処の省とは言いませんが。
 
 
 
明日は少し気温が上がるようです。
好い週末をお迎えください。