継父への憎しみは、殆ど薄れています。
父親は亡くなって47年も経っていますし。
それに父親とは
何年と暮らしていなかったですから。
母親とも親戚転々ですから、
途切れ途切れで10年くらいでしょうか。
人の基本は、やっぱり母親なんでしょうね。
最後まで母親の事が許せなかったです。
死んでまでも!
継父がどうのこうのと言っても、
私たちを捨てて継父を選んだのは、
母ですから。
母にとって
この男一人が、私たち姉妹3人より
重かったのかと、いつも思ったものでした。
後からお前の父が酷かったからと
何がかんだと言い訳をしていましたが、
それが覆ることはないです。
まして、
継父と上手くいかなくなってからなど。
千葉県、印旛沼から望む佐倉方面の風車
いつも心がやるせない、
虚無感!
この感じは何なんだろうと思って生きてきました。
ずーっと!
ヤフーブログを始めてから暫くして、
ヒメジオンさんから、
愛着障害という言葉を教えて頂きました。
初めての言葉でした。
なんのことだかさっぱりでしたが、
調べてみました。
それでもまだピンと来ません。
そんな時に
ある精神福祉士の方のブログに出会いました。
紹介されていたある患者さんとの会話が
載っていて、考察した内容が書いてあり
その内容が、私そのもでした。
(結構の数の人がいるんだと知りました)
生れてきて最初に認めて貰えるはずの人が
母親です。
全世界の人々を敵に回しても
自分の味方は母親のはずが、
生れてきたことを喜んでもらえなかった。
母親に、
生きているだけで喜んでもらえて
自分が生きている価値があると思えるんですね。
私にはそれが無かった。
いつも否定ばかり。
感情が激しい母親の顔色を、他人の顔色を
いつも窺って生きてきたような。
自分の為だけに生きられない。
(そういうのは他人に利用されるかも)
私は自分のモヤモヤがこれだったのかと。
理解が進むうちに、
気持ちがだんだん楽になって来ました。
母親を恨む気持ちが
全て無くなったわけではないですが、
自分の生まれ持った星というようなものが
判ったような感じでしょうか。
仕方ないんだ、どうしようもないんだと!
当然、
向精神薬など飲んでも治らないですよね
あの世までもって行くしかないんだと解ったら
気持ちが穏やかになって来ました。
母に振り向いて欲しくて必死だったんですね。
しかし、どんなに良い子をしていても
振り向いてもらえることは無かったです。
母にとってはそれが当然だったのです。
亡くなる2ヶ月か3ヶ月前に、
「悪い母ちゃんだった!」
「この次は良いかちゃんに生まれてくるから」
と謝ってくれましたが、
体の傷は治るのですが、
心の傷というものは一生治らないもんですね。
もうあなたの子どもには生まれたくありません
往生する時、この傷は
この世に捨てて行きたいですね。
魂の傷
茨城県 筑波山 女体山
油断していると息子が撮るんです、デブだからイヤだ!逃げます。
読んで頂いてありがとうございました。
明日は暑いんだそうです。
佳い週末を!
熱中症に気を付けて!