





おはようございます。
前日に続き、長男と共に、仕事に戻った時の話です。
長男は、退院してからは、すくすくと成長してくれました。
母と一緒の敷地内で暮らしている時は、母が、畑もしておりましたから、畑を見に行くだけでも楽しかったです。
当然、分けて貰いました。
母は、その時、まだ、46歳でしたから、長男をおんぶしている私に、かけっこを、しようなどと言って、いざ、親子で勝負!
私が勝ちました。
「やっぱり、チーは若いなぁ。子供をおぶっているから、勝てるかと思ったけどなぁ」なんて事も有りました。
長男は、人見知りがあり、東京支社から、係長とか、他の部署の部長さんとかが、来た時は、母が責任者でしたので、母は、資材の点検、手入れを止め、事務所に、戻って来て、説明をしなければなりません。
お客様が、長男を、見に近づくのですが、知らない顔の人を見ると泣き出してしまうのです。
母が抱きますと、母に、しがみついて、泣いておりましたが、それが、見なきゃいいのに、わざわざ、振り向いて見て、また泣くのです。
お客様も、苦笑しておりました。
それでも、使って貰って、有り難い事でした。
私は、母に、「お前は、変わっている!」と、よく言われました。
何でも、気に成ることが有ると、たとえ、1円にもならない事でも、じーっと観察するのが好きなんです。
事務所の下が、休憩室に成っておりました。仕事が、一段落したら、電話には、マイクを向けて置けば、外に出ても良かったので、休憩室にある水槽を、よく眺めておりました。
近くの用水路には、錦鯉などがいて、それを、皆が、釣ってきて、色々な魚を入れて置くのです。
釣っては入れ、釣っては入れしているので、休憩所の水槽を、皆さんも見ているのに、気付かないのです。
それは、毎日、一尾づつ、減って行っているんです。
どこかの猫でも、取っているんだろうと思って、敷地内に住んでいましたから、夜も時どき、見ているのですが、何も休憩所には入りません。
何でも、入れて飼っている水槽です。
ジーと見ていたら、中に、ナマズを入れた人が居たんですね。
犯行者は、夜に成ると、1尾づつ、食べていたんです。
ナマズを取り出して貰ったら、水槽は、平和になりました。
何も知らないで、ナマズに生贄を差し出していたみたいでした。
私達も、会社を辞めるまでに、色んな動物、軍鶏、鶏、桜文鳥、ウサギ、鯉、フナなどを飼っておりました。
フナと鯉は、使わなくなった、現場のお風呂に入れて飼ってたんですよ。
家の周りは、賑やかでした。
母と同じ会社の資材置き場には、約2年、働きました。
姉の、ご主人が、紙袋を製造する仕事をしておりました。
独立するので、手伝ってくれないかという事で、私たちは、後に、辞める事に成ります。
読んで頂きありがとうございました。