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抱いたり、おんぶしたりして、可愛かった甥っ子1歳と、私13歳です
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姉が居なくなる前に、姉に聞いたことがあるんです。
姉の相手を、私も知っている方でしたから、「何処が義兄さんより良いのって? 母の再婚相手も、若禿だったし、母ちゃんも、姉ちゃんも、若禿がタイプなの?」って。
 
今考えると、バカな質問でした。蓼食う虫も好き好きでした
姉は、「そうゆう訳じゃないけど」って、笑っておりましたっけ。
 
「ごめんなぁ、お前とは、解り合えないよなぁ。被害者と、加害者とで、立場が違うもんなぁ」そう言ったんです。
 
そうだよな、と私もお思いました。これだけは、若いうちに、同じ経験をしなければ、解らない事ですよね。
ですから、私は、もう、歳をとってしまったので、理解は出来ませんね。
 
こうゆう事は、宿命に流されるというか、性と言うべきなんでしょうね。
 
姉が居なくなってから、義兄さんと、夫は、しばらくの間、仕事を一緒にしておりましたが、子供三人を見ながらの仕事は、負担が大きく、義兄さんは、子供を連れて、母親に居る九州に帰ることに決めたそうです。
 
母にとっては、将来、姉と義兄に、お世話になるつもりで居りましたから、ショックの大きさは、計り知れないことだった事だったと思います。
 
それに、姉の長男は、初孫でしたから、目の中に入れても痛くないほど、可愛がっておりました。
 
義兄が実家に帰ると聞いた時に、もう二度と逢えないであろう、孫との別れに、勝ち気で、泣いたことがない母が、、ボロボロと、隠しもせずに、涙を流しました。
 
見ていた私も辛くて一緒に泣いてしまいました。
私は、泣き虫で、母に似なかったんです。
 
荷造りを手伝い、羽田まで母と共に、見送りに行って、それが、最後でした。甥っ子は、その時、10歳でした。
 
初めて、母の処に引き取られた時から、可愛がってくれた義兄ですから、逢いたいなぁと、思うのは、歳のせいでしょうかね。