花とレジンと私の日常
こんにちは。レジュフラワー作家の水野千惠子(chieko-reje)です。今日は、最近の私の日常について、少しだけ綴ってみようと思います。小さなお家での朝時間朝起きると、まずは部屋の窓を開けます。朝の空気がふわっと入り込んで、気持ちの良い風が身体中を包み込んでくれて、少しずつ目が覚めていく感じがとても心地よくて…。一日のスタートに、まわりの自然たちに「おはよう」と声をかけるのが私の日課です。私が住んでいるのは、滋賀県の琵琶湖の畔にある高島市マキノ町というところです。まわりを山やたくさんの木々や花たちに囲まれた自然豊かな場所なので、いつも自然との触れ合いを大切にしています。乾燥中の花、仕分けしたレジン用の素材、小さな瓶に入った押し花たち。それぞれが今日の作品づくりの主役になるかもしれないと思うと、わくわくします。教室の準備は、ちょっとした季節のしつらえレジュフラワー教室の準備は、作品だけではなく「空気」づくりも大切。今は梅雨の季節なので、室内も少し湿気が多め。湿度が高いとレジンが曇ってしまうことがあるので、除湿器やエアコンを調整して、なるべくクリアな仕上がりになるように気を配っています。季節の植物を小さく飾るのも、教室準備の楽しみのひとつ。今週は庭のマーガレットを一輪、小さなガラスの器に入れて飾りました。来てくださる生徒さんが「わぁ、きれい」と喜んでくれると、それだけで一日が幸せに感じます。マルシェ出店の準備、少しずつ進めています今月は、マルシェ出店のための作品作りをしています。たくさんの人に見ていただけるように、作品作りに励んでいます。普段の作品よりも少しだけエレガントに、季節感のある色やモチーフを意識してデザインしています。アジサイやラベンダー、ミモザのドライフラワーを使ったアクセサリーは、これからの季節にぴったりで、よく手に取っていただけます。また、マルシェでは「ちょっとした贈り物に」という方も多いので、ラッピングにもひと工夫。ミニサイズのクラフト袋に、気持ちを込めたシールを貼って、ナチュラルで可愛い仕上がりにしています。このラッピング作業、地味ですが私のとても好きな時間です。まるで誰かへのお手紙をそっと包むような、そんなやさしい気持ちになります。趣味の時間も大切に作品作りや教室の準備に追われる毎日ですが、私は趣味の読書や音楽鑑賞の時間も、とても大切にしています。最近は、季節のエッセイや詩集を読むのがお気に入りで、好きな音楽を聴きながら、静かな午後に紅茶を飲みながらページをめくる時間は、私にとって、とても大切な「リセット」タイム。それと、最近始めたのが写真の勉強。Instagramやブログに載せる作品写真を、もっときれいに残したくて、構図や光のことを少しずつ学んでいます。これもまた、表現のひとつだなぁと感じています。おわりにこうして書いてみると、特別なことは何もないけれど、小さな幸せがたくさんあるなとあらためて思います。作品を通して、誰かの暮らしに「ちょっとだけ嬉しい気持ち」を届けられたらいいなと、いつも思っています。これからも、季節に寄り添いながら、丁寧に。レジュフラワーを通じて、たくさんの笑顔に出会えますように。