🌿思春期子育てと働く母の“揺れ”に寄り添う
人生設計パートナー 🌿
望月千恵子です
このブログでは
親子コミュニケーション、思春期の関わり方
働く母の心の整え方
そして
“家族みんなが心地よく暮らせる未来”
について綴っています
うわー!
こういう人にもっと早く会いたかった![]()
今日はそんな言葉が
心の中で何度もこだました日でした
お相手は
次男の母校である中高一貫校の大先輩
通称 「空じい」
77歳の研究者で
天文と生物の話をし始めたら止まらない
リュックには常に数冊の本を詰め込んでいるという
知的探検家のような人です![]()
そんな「空じい」と話した
子どもたちのこと、教育のこと
今の社会、これからの未来
あまりにも共鳴することが多すぎて
カフェで何度
「ですよね!」「わかる!」
と言い合ったかわかりません
「空じい」との出会いは、、
息子の母校を訪ねたことがきっかけでした
そこで出会ったのが
人生について自由に語り合える「場」を作っていた「空じい」
「子どもが自分の人生を
自分でつくっていけると信じられるようにしてあげたい」
というのが「空じいの信念」
そしてそのためには
親でも先生でもない、人生経験を積んだ大人の存在が
子どもたちには必要なんじゃないか――
そんな考えを
「空じい」はずっと持ち続けているようでした
偶然、家も近くだったこともあり
今日はカフェで4時間(!)も語り合ってしまいました![]()
話題は
教育のこと、親の願い、今の子どもたちの置かれている状況……
もう、どれも濃くて、深くて、止まらなかった
私たち親は、子どもに幸せになってほしいと願います
「自分の好きなことをして、自由に生きていってほしい」
そう思っているのに
社会の現実を思うとつい、不安が顔を出す
「好きなことって何?」
「そんなことで食べていけるの?」
「将来どうするの?」
そんな声が、無意識に子どもに届いてしまうこともある
しかも、好きなことやなりたい姿なんて
はじめからハッキリしている子はごく少数派
本当はもっと、悩んでいいし、迷っていい
だけど、
「とりあえず学歴」っていう流れに乗っかってしまいやすいのが
今の日本の教育かもしれません
本当は、大学生になった時に
好奇心のままに学んだり、語り合ったり、悩んだりして
「自分の人生を探していく時間をたっぷりと過ごしてほしい」
でも、入学した瞬間から
「ガクチカ」「インターン」「内定」という
言葉が飛び交う現実
子どもたちの探究心や迷う時間は
どこに行ってしまうんだろう。。。
だからこそ、今必要なのは――
中高生のうちに、自由に語ったり、悩んだり
いろんな視点をもらったりできる「場」
空じいとの話は
そんな想いでどんどん膨らんでいきました
天体の話、生物の話、私が最近読んだ本の話、、、
カフェで抹茶パフェをつつきながら
休む間もなく語り続ける77歳の「空じい」
…側から見たら、、、
ちょっと奇妙な2人だったかもしれません![]()
でも、私は
「77歳になっても
こんなふうに語ってくれる大人がいるって
すごく素敵なことだな」
って思いました
「空じい」との対話を通して改めて感じたのは
子どもたちの未来を本気で応援したいなら
まずは私たち大人が
もっと自由に学び、語り合い、迷いながら生きる姿を見せていくこと
が大事だということ
「子育て」と「自分育て」は、きっと同時にできる
そんな思いで、私は今
子育て中の親御さんに向けた講座を開いています
子どもとの対話に悩んでいる方、
自分らしい生き方を見つけたい方、
そして、親としてだけでなく
1人の大人として成長していきたい方へ
ぜひお話にいらしたください
