🌿思春期子育てと働く母の“揺れ”に寄り添う
人生設計パートナー 🌿
望月千恵子です
このブログでは
親子コミュニケーション、思春期の関わり方
働く母の心の整え方
そして
“家族みんなが心地よく暮らせる未来”
について綴っています
遊びが子供を育てる魔法の時間
子育て中、日々の暮らしの中で
子供達から自然と始まった遊びがいくつもあります
面白いのは後になって
「これって子どもの才能を伸ばすきっかけになっていたよね」と
気づいたものが沢山あるということ
今回は我が家で実際に行っていた
子供発案の遊びと、その効果についてご紹介したいと思います
ケーキを等分する遊び
我が家は5人家族
ホールケーキを切るには
ちょっと切りにくい人数です![]()
「大きさバラバラになっちゃった!
」と
大騒ぎしながら切り分ける母の姿を見ていた子供達
ここから生まれたのが
じゃんけんで負けた人がケーキカット係
カットした人は最後にケーキを選ぶ
というルールです
公平に切らなければ自分が
小さいケーキを取ることになる![]()
と、子どもたちは真剣に、ケーキを
どう切るか考えるようになりました
時には
分度器を使って角度を測りながら切る子まで!!
育まれる力
算数の興味
どうすれば平等に分けられるか真剣に工夫する中で
角度や、割合などの算数の話につながっていきました
「1/5」という分数や「全体の20%」という割合も感覚的に学べます
円の角度360度 ÷ 5 で 1人当たりのケーキの角度は72度
1/5と1/6は6の方が5より数字は大きいけど、ケーキは小さくなるんだね
生活の知恵
綺麗にケーキをカットするため包丁を温める事など
生活の知恵もつきました
子供の発達や教育研究で
有名なスイスの心理学者であるジャン・ピアジェは
『子どもは遊びや具体的な体験を通じて
論理的思考を発達させていく』
と言っています
分数や、割合といった、学校で初めて目にする算数の概念も
大好きなケーキカットで体験していることで
楽しく興味を持ち、身についていったのだと思います
絵しりとり






みんなんがする「しりとり」を
絵を描いて繋げていきます
何を描いたかは
絵を見て想像しながら続けていきます
描く方は、記憶を頼りに描いていきますが
後で、本当はどんな形、姿だったか調べて
自分が描いた絵と見比べてみることも
楽しい遊びの一部でした
育まれる力
想像力と表現力
言葉ではなく絵だけで「伝える」ことに挑戦するため
どう描けば相手に正確に伝わるかを考えるようになります
「チューリップ
」を描こうと思ったら
葉っぱはどんな形で、どこから生えてる?と
考えながら描くことで表現力も向上![]()
観察力と記憶力
普段何気なく見ている物を思い出して描くので
「パイナップルって模様どうなってたっけ?」
と記憶を掘り起こします
その後、実物や画像を調べて見比べることで
観察力も育まれます
子供の発達や教育研究で
有名なロシアの心理学者であるレフ・ヴィゴツキーは
『遊びや社会的なやり取りを通じて
子どもの発達が進む』
と言っています
絵しりとりは
相手の想像を引き出したりヒントを出したり
想像力とコミュニケーションを通じて
力が伸びる遊びでは無いでしょうか
終わりに
子供は遊びを作り出す名人です
どんどん工夫して、自分たちが楽しめる遊びをしながら
沢山の力をつけていってもらいたいですね
我が家の事例が
皆さんのご家庭でも
何か新しい遊びを始めるきっかけになれば嬉しいです![]()