🌿思春期子育てと働く母の“揺れ”に寄り添う
人生設計パートナー 🌿 

望月千恵子です

 

このブログでは
親子コミュニケーション、思春期の関わり方
働く母の心の整え方
そして

“家族みんなが心地よく暮らせる未来”

について綴っています

 

 

 

 

お子さんがそれぞれ中学高校になった頃

こんな風に感じることありませんか?  

 

 

小さい頃はあんなに仲良く遊んでいたのに

最近は一緒に何かする事ほとんどないよね、、」  

 

この頃お姉ちゃんの行動を見てると、

すごいムカつくんだけどムカムカ

なんて言われちゃたけど、、、何て答えたらよかったのかしら」  

 

兄弟姉妹や親戚の付き合いも減っている現代

子ども達には

お互いに助け合える関係になっていてほしいと

親は思うものですが

 

思春期に入った子ども達は、その関係性は様々です

 

お兄ちゃん、お姉ちゃんの様になりたいという気持ちが強くて

なんでも一緒にやりたがったり、ずっと仲良しの子もいれば

 

ちょっとクールにお違いお互いを遠くから見る様になり

一見仲が悪そうに見える子たちもいます

 

そんな様子を見ると

将来親元から離れたら、どんな関係になっちゃうのかなと

心配になっちゃいますよね

 

でも安心してください

 

兄弟姉妹の関係性が変わるのは成長の証

むしろ、それは自然なプロセスです

 

今日は、

 

兄弟姉妹の個性を尊重しつつ

大人になったときに助け合える関係を築くために

親ができること

 

についてお話しします

 

 

 

思春期に兄弟姉妹の距離感が生まれる理由

 

 

 

  1.思春期の個性が際立つ時期だから 

 

 小さい頃は一緒にブロックで遊んだり

公園で鬼ごっこをしたりと

同じ遊びを楽しむ機会が多かった兄弟姉妹ですが

それは

お母さんを中心に同じ行動範囲で生活していたから

 

思春期になると、学校や友達との時間が多くなり

子ども達それぞれの興味や関心が明確になってきます

 

例えば

お兄ちゃんはサッカー部に入部し、練習に熱心な一方で

弟くんは絵を描くことに夢中になる、といった具合です

 

それぞれの性格や興味の方向が変わることで

当然一緒に過ごす時間は少なくなり

家で兄弟では全然話さないなんて事も起きてきます

 

 

  2. 家庭の中で自然な役割分担が生まれる

 

 

兄弟姉妹の間では自然と

「違うことを選ぶ」流れが起こりやすいです

例えば、一方がリーダータイプなら

もう一方はサポートに回ることが多いかもしれません

 

家族の中でなんとなく役割分担ができ

自分の得意な役をしながら

自分なりのやり方で家族のバランスをとっている状態です

 

 

  3. プライバシーを求める時期

 

 

思春期は

自分だけの時間やプライバシーを求める時期でもあります

 

学校など外での活動時間は

楽しい反面

気を遣う場面でもあるので

 

お家に帰ったら、自分部屋でゆっくりと1人の時間を過ごす事で

お子さんはリラックスし

翌日へのエネルギーを蓄えているのですハート

 

このような理由から

 

 

 

 

思春期になると

兄弟姉妹の関係が変わり距離感が出てくる

 

 

 

でも

お母さんがそれぞれの子の個性を尊重し

お互いの違いを認め合うことができるような

『考え方の種』を子ども達にまけば

 

将来、別々の道を進みながらも

何かあった時は支え合える関係を築くことができます

 

」と言っているのは

すぐには効果が出ないですが

 

それぞれが家を出たり、就職したり

同じような人生のステージを迎えるごとに

じわじわっと効果が現れることだからです

 

 

兄弟姉妹お互いに頼れる関係になるために親ができること

 

 

 

  1. 「みんなそれぞれ違っている」の種をまく

 

 思春期の時期は

自分と違った考えや行動を受け入れにくい時期でもあります

家族に対しては

自分の考えを分かってくれて当然とつい思ってしまうので

 

『お姉ちゃんは、なんであんなことするの?!おかしいよね??』

お母さんにその不満をぶつけ同意を求める場面も

 

そんな時は、

星「あなたはそんな風に感じたのね」

とまずは受け止め、

星「お姉ちゃんの行動のどんなところが嫌だと感じた?」

星「自分だったらどんな風にすると思う?」など

妹ちゃんの気持ちを聴いていってあげてください

 

そういった会話の中で、少しづつ

兄弟姉妹それぞれの個性や感じ方があって

その人らしさなんだ

という事が伝えられるといいと思います

 

 

 

  2.「話し合う、本当の対話』の種をまく

 

 家族の中で

小さな話し合い 家族会議

をする機会を作っていきましょう

 

例えば

 

星子ども達で家事の手伝いをするルールを決める

星家族旅行での計画を一緒に立ててみる

 

など

子どもたちが対話しながら意見を出し合える場

を作ってみてください

 

この時注意することは

 

上差しおしゃべりの上手な子の意見が

そのまま決まってしまうことが無い様にすること

 

パッとアイディアが浮かんでプレゼンする子も居れば

みんなの意見を聞いていて、じっくり考えたい子もいます

 

お互いの意見をまず聴いて

皆それぞれが自分の意見を言いながら、話をまとめていく

本当の対話」ができるようになっていくことが大事です

 

 

 

  3.兄弟姉妹の良い面の気づきの種をまく

 

星 「お姉ちゃんは、本当に家族愛が深いわよ

きっと将来あなたが困ったとき相談に乗ってくれるわ」

 

星「弟君はちょっとクールな感じがあるけど

冷静に家族のことよく見てるよねー 

感情に流されない人がいると頼もしいかもね!」

 

なんて感じで

それぞれの良いところを日頃から伝えてみてください

 

大袈裟に褒めたりする必要はありません

 本当にお母さんが感じている

その子その子の良さを

おりに触れ言葉に出しておくのです

 

すぐには伝わらないかもしれませんが

皆それぞれに個性があって良さがあることがわかる様になり、

家族以外の人たちと関係でも

多様性を認められる様になっていきます

 

思春期の兄弟姉妹関係は

一人ひとりの個性を認め、

互いを尊重し合える関係づくりを応援すれば

将来の絆にかならず繋がります

 

兄弟姉妹の絆を信じて、ゆっくりと見守っていきましょう

 

少しでも気づきや参考になれば嬉しいですピンクハート