宇都宮ライトレールに乗ってみた②
前回の続きです。
次に降りた飛山城跡停留所は上り下りとも勾配を登っていくのでちょうど谷間にあります。
勾配を登っていったりちょっと電車らしい写真が撮れたりしないかなと思ったのですが、平石や飛山城跡はバラストが敷いてあるので普通に電車です。
最高速度が40km/hなのであっという間に加速し、性能的にはまだまだ出るところを抑えて、ゆっくり走っていくような感じです。
遠くに山々が見えるせいかカメラを構えた人が数人いました。
方角的には日光がある方なのですが、おそらく男体山なのかな?、と。
飛山城跡のあとは終点まで乗ります。
向かい側に来た車両は早速ラッピングが施されていました。
プロバスケットボールチーム・宇都宮ブレックスのラッピング列車です。
清陵高校前停留所には作新大と記載がありますが、こちらにあるのは大学で、江川卓で有名な作新学院高校はここではありません。
ゆいの杜東停留所前にあるホンダカーズにはライトレール風にラッピングされているN-VANがあります。
開業記念イベントでも展示されていて、長らくこのラッピングのままにしてくれているようです。
利用客が多く、乗降に時間が掛かっていたせいか3分遅れくらいで走行していたのですが、終点の1つ前にあるかしの森公園停留所では時間調整が設定されているようで、芳賀・高根沢工業団地には定刻通りに到着しました。
宇都宮ライトレールには降車ボタンはなく、誰もいなかったとしても停留所には必ず停まります。
宇都宮駅東口からここまで乗り通すと約50分、快速が運転されるようになれば40分くらいになるようです。
芳賀・高根沢工業団地停留所の前には本田技研工業の研究所があり、まだナンバープレートが付いていないホンダ車の試験車が見えました。
観光地らしいスポットは無いので帰りは全区間乗り通して宇都宮駅東口まで戻りました。
全区間乗り通すと400円となるので、1日券を買う場合には1回は途中下車して終点まで行かないと元は取れない設定になっています。
お試しで乗るとして、そんなに遠くまで行かなくても雰囲気は味わえると思います。
③へ続く