ロマンスカーミュージアムに行ってきました。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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ロマンスカーミュージアムとは

小田急電鉄初の屋内展示施設として2021年4月に開館したのがロマンスカーミュージアムです。

場所は海老名駅に隣接しており、小田急だけではなく、相鉄やJRも乗り入れているので都心からちょっと離れているもののアクセスは良いです。

 

 

ヒストリーシアター

入館して一番最初に展示されているのは戦前に製造されたモハ1形で、その後ろで歴代のロマンスカーをタップダンスで紹介する映像が流れています。

 

この車両、熊本電鉄で廃車となったものを譲り受け、復元し、保存していたものを海老名駅付近まで自走して持ってきたということで驚きです。

 

 

ロマンスカーギャラリー

検車庫をイメージした空間には5車種のロマンスカーが展示されています。

 

人が映らないように写真を撮ってみたのですが、配置や撮影スポットが考えられているようで簡単に撮れました。

 

SE車は今まで年に1回行われる小田急のイベントで展示されるくらいで中々見るハードルが高かった車両でしたが、ようやく気軽に見れるようになりました。

 

後ろの方はあまりかっこよくないですね…。

 

車内はデッキまで入ることができます。

2人掛けのロマンスシートが並ぶ様子は現代のロマンスカーとあまり変わりませんが、大きな違いとして天井がとても低いです。

身長180cmくらいの方ならば普通に歩くと頭をぶつけてしまうところもあると思います。

 

NSEは平成に入ってからも走っていたロマンスカーですが実物を見るのは初めてです。

ロマンスカー=展望席があるというイメージができたのもこのNSEが大きく影響しています。

形は変われど、高運転台と前面展望は現在の最新型であるGSEまで受け継がれています。

 

SEに比べると通路が絨毯になったりカーテンにも柄が入ったので少し高級感が増して明るくなった感じがします。

 

LSEは若干古めの車両ではあるものの、2018年まで走っていたので馴染みがある人も多いと思います。

 

HiSEはハイデッカー構造が仇となりLSEよりも先に小田急からは引退してしまいましたが、今なお長野電鉄で原型を保ったまま活躍しているので本当に乗りたい人は長野へ行きましょう。

だいぶ昔に乗りに行ったので参考に拙い記事を貼っておきます。

 

RSEは見た目こそちょっと違いますが、車内は原型を保ったままで富士急行で活躍しているのでこちらも本当に乗りたい人は大月へ行きましょう。

 

ただし、2階建て車両はここでしか見られません。

JRへ乗り入れる関係もありグリーン車が用意され、小田急線内の運用では特別車として運行されていました。

階下席にはセミコンパートメントがあり、ちょっとしたプライベート空間が広がっていました。

余談ですが、私が入る前にここを見た女性客が『昭和の雰囲気がする』って言ってましたが、一応平成になってから登場した車両です。

 

 

 

ジオラマパーク

新宿から箱根湯本までの沿線をイメージしたジオラマが展示されています。

常時走行しており、車両もちょくちょくチェンジされるので見ていて飽きません。

 

 

キッズロマンスカーパーク

ロマンスカーを模した遊具もありますが、一番の目玉は運転シミュレーター。

整理券方式なので結構並ぶ時間や待つ時間を求められそうですが、本物の廃車発生品を使ったリアルなものとなっています。

 

 

その他

屋上から海老名駅を一望できる展望台もあります。

ロマンスカーの通過時刻が書いてあるので狙って写真も撮れます、ちょっと遠いけど(MSEが通過していった)。

 

 

カフェではロマンスカー風のケーキやカプチーノもありますが走る喫茶室をイメージした商品があまりないのでちょっと寂しいです。

鉄道博物館では昔の食堂車をイメージしたようなメニューがあるのでここは参考にしてくれると嬉しいところ。

 

 

まとめ

都心から近く、ロマンスカーという王道の車両が展示されているので、遊びに行っても失敗しない間違いない施設だなって感じました。

やがてVSEも展示されることになりそうだし、面白くなりそうです。