老若男女を問わず、
大宮駅からニューシャトルで1駅とアクセスも良く、
今年7月に新館が完成し、
新たに増えた展示物として大きなものは3つ。
1つ目はE1系。
2017年12月に搬入されました。
引退後、新潟で長らく放置されていましたが、野外ながら屋根付きで展示されることになりました。
車両はE153-104、M4編成の先頭1号車となります。
塗装は引退当時のトキ色のままで、基本的に中の展示は行なわれていません。
過去にE1系について書いていたのでこちら。
2つ目は400系。
引退後は福島の倉庫で保管され、
塗装は登場当時のシルバーメタリックに変更されています。
車両は411形、L3編成の先頭11号車になります。
ちなみに建物の方角的に車両は山形方を向いているのですが、現役時代は東京方を向いていたので逆を向いています。
こちらは車内に入ることができ、
400系グリーン車は1度だけ、しかも15分だけ乗ったのですが、1人席のゆとりは良かったです。
E3系以降のミニ新幹線は2+2配置が基本になってしまったのを考えるとこれが継承されて欲しかった。
3つ目はE5系。
こちらは引退した車両ではなく、走行機器などの一部が省略されたモックアップであり、本物と同様に日立製作所で製造されたものです。
一応U0編成と設定されており、先頭10号車のため、室内はグランクラスが本物同様に展開されていますが、基本的に車内は公開されていません。
この新館ではJR東日本の職場を体験することが焦点になっています。
1階には駅窓口をイメージしたコーナーや209系京浜東北線のカットモデルを使用した車掌体験コーナー、2階には運転シミュレータが置かれています。
有料にはなりますが、E5系の運転シミュレータは本物とほとんど同じ機器に本物の映像が使われていて、本当にリアルです。
本館の方は展示物はほとんど変わっていませんが、1つ嬉しかったのはヘッドマークをつける作業を模した余計な人形がなくなりました。
写真を撮るときにすっきりします。
たまにしか来ませんが、たまに来るとやっぱり面白い鉄道博物館でした。
転車台となっている本館中心で汽笛を鳴らしながら実演が行われていました。
お腹に響くような大きな音です。
鉄道模型の運転はJR東日本が中心ですが、日本全国の車両が運行されています。
入口は改札そのものです。