パン屋を開業するためにわかってきたこと | パン屋 福笑 店主の独り言

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自分が働いてる店から約一年前に独立した方のお店が千葉にあり、休みを使って行ってきました。


夫婦二人でやっていて、お店的には機材は新品、お店の広さも十分、あと二、三人は働ける環境。

開業してからまだ一年経っていない為、経営的には不安定なようで、経営はきつそうだった。


正直、パンはおいしい。

でも、外装、内装、パンの種類はありきたり。

良くも悪くもない。

もしどうしても行きたいパン屋か?

と聞かれたら。

近ければたまに行くかなという感じ。


なぜそうなるか

考えてみた。


第一にパンの種類

どこにもない様な魅力的なパンがない。


第二に手の込んだパンがない。

主に製造してる人が店主一人でできる事が限られてる。アイディアも含めて

本人もおっしゃっていたことだが

毎日が追われる仕事で新しいパンを作る時間がないこと。

新しいパンを作るのには新しい材料を取らないといけないのでコストがかかる。

経済的にも人を雇う余裕がない。


第三にブランド化していない。

見せ方ともいえるが

話題性に欠ける。

ここがここの店はすごいんだってのがない。

もしくは表現してない。

コンテスト優勝しました!

フィリングが自家製です。

フランスで修業しました。

このお店で修業しました。

このパンここに工夫があります。

なんでもいいけど、バックボーンが見えたり、努力してますってのがお客様に伝わらないと商品の価値が上がらない。

同じクリームパンが二つあって

中のクリームが自家製ですってのと

何もわからないクリームパンだったら

もし自家製表記のクリームパンが10円高くても買うと思う。

それだけブランドは影響力がある。


第四にインターネットに力を入れてない。

ネットが普及してるこの時代。

近所の人だけでなくネットのホームページを見てくる人もターゲットにするんだったら力を入れないといけない場所でもある。


第五にリピーター力。

もう一度お客様に来てもらうには魅力的な店でないといけない。

無料でコーヒー飲めます。

従業員に自信があります。

ポイントカードがあったり。

イベント盛りだくさんだったり。

お客様を飽きさせないお店は重要だと思う。

そして、こんなことしてるってのをお客様が知らないと意味がない。

口コミしてもらうのも手だし、

一人一人の接客に時間をかけるのもいいし、

来てもらったお客様にチラシを配るのもいいし、店頭に置いてもいいし、

インターネットで掲載してもいいし。

できる事はたくさんある。


話しは変わるが一人のお客様に嫌な思いをさせると5~10人のお客様を逃がしたことになる。

これは嫌な思いをした人が家族、友人、知人に口コミをすることで起こる。

お客様は怖いと思う反面巻き込むことでいい相乗効果もあるということ。


なんてことを考えると自分はどこまで行ったら開業するんだと思う。

自分をブランド化するんだったらコンテストに出ていい成績を取ってから開業というのも一つの案。

知名度が上がれば食材、機材の業者から安くで物を仕入れる事、あわよくばスポンサーになってくれたりする。

有名なパン屋を見るとほとんどがコンテストで優秀な成績を取ってる。


自分の優位な条件で店を作るには信用や信頼、期待される存在、周りから応援される存在になる必要がある。


それには有名なコンテストかと自分は思ってる。


あと必要なのは

1に経済力、一人ではできる事が限られるから従業員を雇う資金、お店を作る資金。

2に知識、パン、経営、社会情勢の知識。

3に人間の幅、人を雇う、使う事の出来る人間力

4に人脈、業者、同業者、先輩、後輩との繋がり。

できるだけいろんな人との人脈を大切にしたいし、増やしたいと思う。

パン屋を経営することに直接繋がりはなくても人生の質を豊かにする一つの要素と僕は思う。

5に経験。人間の幅にも繋がるけど、すべてがまだまだ足らない。

いろんなことを見て、感じて、チャレンジする。とにかく出てきたもの、思い浮かんだことはやってみることにしようと思う。

それがもし失敗しても経験にはなるし、必死でやることが重要だと思う。


自分が不動産の営業をしてる時に先輩が必死に仕事をしろと言ってくれたのを思い出す。必ず死ぬと書いて必死。それぐらいの気持ちでやればしんどいし疲れるけど、仕事はそういうものだって

今思えばその時、自分は必死でやる意味が分からなかったと思う。

まだまだ、わかってないのかもしれないけど(笑)


ふと思ったことを書いてたらこんな感じになりましたが今はこう思ってます。

さて、明日も頑張ります!!