いつも応援いただき、ありがとうございます。
初めましての方のために、治療経過を簡単にご紹介します。
- 2019年2月「すい臓がん・延命治療のみ」の宣告
- 2019年3月~ 抗がん剤手術抗がん剤
- 2020年8月~ 治療完了・経過観察
当ブログでは、 治療と日々の出来事をメモとしてゆる~く綴っています。
また、治療経過の詳細は、別ブログ『チコがん日記』でまとめています。
こんにちは
寒いっ とうとう暖房機を出しました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日の投稿も、下の記事のつづきになります。
「千差万別な治療経過と最近のわたし」シリーズ
前回 ↓
いまココ
④ 正解は患者がきめる:千差万別な治療経過と最近のわたし
私の不調の原因と医師の見解
前回までの投稿で、気づけば「安楽死」を調べてしまうほど
長く不調が続いてしまったことをお話ししました。
でね
じゃあ、なぜ、私の体調不良は、こんなに長引いているのか?
という話なのですが・・・
これまで診ていただいた先生方によれば、
下の2つが考えられる、とのことでした。
- 最初の抗がん剤と併用した免疫チェックポイント阻害剤 ※1 の影響で、免疫に何かしら影響がある可能性
- コンバージョン手術 ※2 のため、神経を含め広範囲な切除が必要だったことによる後遺症の可能性
・・なるほどね~、とも思いますが、
私自身は自分の肌感覚として、以下のような可能性も
原因としてあるのでは? と考えています。
- 術後の抗がん剤TS-1との相性が悪かった(治療中、体中の粘膜や皮膚がボロボロになったから、とうぜん腸にも影響があったのかなと・・)
- 術後に、何らかの影響から、SIBO(小腸内細菌異常増殖症)※1 を発症した
患者それぞれの感じ方が、その治療の「正解」を決める
さて、こんな風に、「免疫チェックポイント阻害剤やコンバージョン手術の影響」
といった言葉をみると、これから治療をする人は、こんな思いになるかもしれません。
「じゃあ、免疫チェックポイント阻害剤を使いたくない」
「コンバージョン手術になるくらいだったら、手術はしたくない」
分かります
わたし自身
「こんな苦しい思いをするなんて、わたしの治療は間違っていたのか?!」
と思うこともありました。
でも・・
別の角度で考えてみれば
- 免疫チェックポイント阻害剤のおかげで、当初は無理と言われていた手術に持ち込めた可能性もある
- コンバージョン手術で、大きく切除せざるを得なかったからこそ、がんを残らず切除できた可能性もある
という捉え方もできるんです。
つまり
治療において、なにが正解だったか?というのは
結局のところ、それは、患者がどう感じたのか?
にあるのでは、と考えることができます。
命をかけた治療、がんの治療に、絶対的な正解はない
患者それぞれの感じ方が、その治療の「正解」を決める
これが、これまで私が治療を受けてきて感じた率直な感想です。
私にとっての治療の正解
ではでは、
私にとっての治療の正解は、何だったの?
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
まだ分かりません。
まあ、なぜなら、まだ日々、このしつこい不調と格闘しているからね。
あと、まだ術後4年弱、「寛解です」とは言われていません。
でも確実に言えることは
今までの治療は全部、自分で選んできたこと。
だから、後悔はしていません。
気付けば安楽死を検索してたほど 苦しい日々もあるけど・・
でも
2019年2月にがんの診断を受け、そこから選択してきたことに、悔いはありません。
(あ、一つだけ後悔?があった!でもこの話は長くなるのでまた今度・・)
膵がん患者の希望になりたい
まあ、こんな感じで体力回復に苦戦している私ですが・・
そんな私でも、
今まさに病気と向き合っている人たちに
希望を与えたいと思っています。
他のがんサバイバーさん達から、これまでたくさんの勇気をもらってきたように
今度は私が、治療中のがん患者さんの希望になりたい
みんなで、希望の輪をつくっていきたい!
そう願いながら、少しでも元気になれるよう、頑張っていきます。
つづく
「千差万別な治療経過と最近のわたし」シリーズ
前回 ↓
いまココ
④ 正解は患者がきめる:千差万別な治療経過と最近のわたし
写真は、パスタランチ ホタテとパプリカのペペロンチーノ、鶏肉のソテー、カボチャサラダです
小麦粉の麺はお腹がパンパンになると分かり、黄えんどう豆で作られたZenb麺を使用してみた。でも、えんどう豆も高フォドマップ食みたい、たくさんは食べられない
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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