いつも応援いただき、ありがとうございます。
初めましての方のために、治療経過を簡単にご紹介します。
- 2019年2月「すい臓がん・延命治療のみ」の宣告
- 2019年3月~ 抗がん剤手術抗がん剤
- 2020年8月~ 治療完了・経過観察
当ブログでは、 治療と日々の出来事をメモとしてゆる~く綴っています。
また、治療経過の詳細は、別ブログ『チコがん日記』でまとめています。
こんにちは
暑っ~!
皆さん、お元気ですか
熱中症に注意してお過ごしくださいね
さて、本題にいく前に、ひとつ。
前回までの連載投稿「大腸内視鏡検査」。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、
たくさんのイイネやコメント
そして、なんとDMで病院を紹介してくださる方も
本当に感謝しかありません ありがとうございました
はい、で、本題
今日は、先月受けた線虫をつかった
「がんリスク検査」の結果が届いたので
そのお話しをしようかと思います
がんリスク検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を受けてみた
N-NOSE(エヌノーズ)
メディアでもたくさん取り上げられ
ご存知のかたも多いと思います。
線虫をつかい、尿一滴で
がんのリスクが分かるという
あの検査です。
じつは、6月中旬ごろに自宅で尿を採取
N-NOSEに送っていました。
そして、その検査結果が
ちょうど先日、送られてきたのです。
N-NOSE(エヌノーズ)は、線虫をつかった、がんリスク検査
さて、N-NOSEの名前は目にしたことがあっても
具体的にはよく知らない 、という人も
いらっしゃるかと思います。
そこで、まずは簡単に
この検査の概要をお話ししようと思います。
N-NOSEは、世界初の線虫を使ったがん検査。
線虫は、嗅覚に優れていて
なんと、人の尿中に含まれるがんの匂いを
検知できるのだそう
ただし「がん」の診断には
血液、画像、病理検査などが必要のため
このN-NOSEは、一次スクリーニング検査
といった位置づけのようです。
線虫がん検査の気になる信憑性。精度は?
えー、線虫の嗅覚に頼った
がん検査?!
怪しい〜
て、思う人もいますよね。
ですよね?
わたしも、最初は「うさんくさ〜 」
て思いました
実際に、まだ
「検査によって利益が得られる」という明確なエビデンスは出ていません
といったことも、言われています。
つまり、、
陽性となった時に精密検査、治療を行った結果、本当にがんによる「死亡率」は低下するのか?
結局発見する数が多くなっただけで死亡率は変わっていないのではないか?
といった検証がこれから必要、ということのようです。
N-NOSE公式サイトによれば、以下15種類のがんを
網羅的に、調べられるとのこと。
でも、残念ながら
どの臓器の「がん」か?
特定することができません ※1。
※1 「N-NOSE+すい臓」という検査だと、すい臓がんに特化したリスクを調べることができるみたいです
そのため、もし検査で「リスクあり」の場合
どの臓器のものか?を
特定する検査が、別途必要になる
といったデメリットもあるのです。
精度については
- がん患者を「がん」と判定する確率は、86.3%
- がんでない人を「がんでない」と判定する確率は、90.8%
- ステージ0の超早期がんの検出も可能
と、臨床研究で発表されているそうです。
まあ、この判定確率についても
医師の間で賛否両論あるようですが・・。
この辺の詳しい話は、以下の記事が私たちにも分かりやすく、書かれているかなと思います。
なぜ私はN-NOSE(エヌノーズ)線虫がん検査を受けたのか
でね
今回なぜわたしが、この検査を受けてみようと思ったか
きっかけは
食事療法を再スタートするかどうか考えていた時のこと
この検査を受けてみて
- 高リスクなら → 食事療法を再開
- 低リスクなら → 好きなものを食べる(今のまま)
のように
これから(寛解宣言できるまでの1年半の間)の
食事や生活習慣の方向性の検討材料として
使ってみようと思ったからです。
じつは、わたし
今は、好きなものを食べていますが
がんと診断されてから手術までは
食事療法をしていましました。
ところが
術後は、術後抗がん剤TS-1の影響で
全身に相当ダメージが・・・
そのため、とにかく弱った体力を回復し
体調を整えるのを優先する必要があり
術前にやっていた食事療法をやめ
体力をつける食生活に切り替えたわけです。
まあね
術後そんな感じで、好きなものを食べつつ
体調を整える食事をしていましたが・・・
なかなかお腹の調子が良くならず
さらに最近いろいろ思うところもあり
もう一度、食事療法を再開してみるかな~?
と、思ってみたりね。
食事療法なのか?
好きなもの食べる生活なのか?
どちらにしようかな
・・・
そうだ、線虫さんに聞いてみよう
みたいな 軽い感じのノリで
(今後の食事・生活習慣の参考のため)
N-NOSE(エヌノーズ)検査を受けることにしたのです。
注意
ちなみに、私のやっていることは
あくまで個人的な感覚での行動です
ご承知おきください
がんリスク検査の結果が届いた!
で、7月!
検査のための検体(尿)提出から1ヵ月弱。
検査結果が届きました!
正直、病院で3ヶ月ごとに受けている定期検査
(CT、造影MRI、血液検査)に比べると
まったく緊張感なし〜 で、受けることが出来ました。
検査結果は、オンラインと郵送で送られてきます。
で、びっくり
なんと
わたしの結果は
A判定 ※「がんのリスクは低い」でした。
( ※ 判定はA-Eまで。リスクは、Aが一番低く、Eが一番高い)
判定が、DもしくはEだと、追加の検査をすすめられるようです
ちなみに、わたし自分では、BとかCくらいかな?と思っていた
わーい
・・・・・・・・
と、まあね・・
正直、この検査で「低リスク」だからといって
手放しで喜べるわけでは、ありません。
今後も、3ヶ月に一度の画像や血液検査で
しっかり経過観察をしていただき
油断をせず、過ごしていきたいと思います。
とはいえ
「A判定。がんのリスクは低い」
という結果は、やっぱり嬉しい
他の検査に比べたら、手軽でお手頃なので
また定期的に受けてもいいかな?
とも思っています。
写真は、今日のランチ。家族が買ってきてくれたデリです
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よかったら、以下もぜひご覧ください。
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