戸倉7:30発のバスに乗る予定でしたが、切符購入大行列で7:50発になりました。


8:30 鳩待峠出発。
目指すは至仏山。
メンバーはガイドさん、山仲間、私の3人です。
登山者が多くて熊鈴はいりません。


歩き始めてしばらくして振り向くと、後ろに若い男性がついてきていました。


ガイドさん
『こっちは登山ルートではないですよ』
と声をかける。


「誰かの後をついていけば良い』という考えでやってきたのでしょう。完全に雪山を甘くみています。ちょっとひきました。


さほどルートから離れていない場所だったのでその男性は人がいる登山ルートに戻れたと思われます。


気を取り直しててくてく登る。
アザラシ様様、シール様様。
楽に登れるアイテムに感謝です。


かっ、山仲間のR子さんに体力の限界が来てしまい、至仏山と小至仏山の鞍部で下山することになりました。
至仏山の大滑走を経由して滑り始めました。


滑り始めたらR子さんが元気を取り戻してる!!楽しいと終始笑顔。あれ??


反対に私はぐったりヘトヘト。
木がない直射日光ガンガンの山は苦手だし、大滑走を滑るのも苦手。春の雪面も上手く滑れない!!
私は森の緩斜面をのんびり歩く滑るが好きなんだぁーーーー
下山後の花豆ソフトを思いながら頑張って滑りました。


途中、けたたましく救急車のサイレンが聞こえ始め、さらに救助のヘリコプターもやってきました。事故かな、、、


ヘリコプターはグルグル旋回し、「救助者を確認した、今から救助」と言っていました。


鳩待峠まで戻ってくるとパトカーが2台。
物騒です。


そして無事、花豆ソフトを美味しく食べることが出来て、15:30の最終バスに乗ることが出来ました。


天気がよくて最高の登山日和。
雪質も良くて、スノーシューもアイゼンもいらない。板で登るのも楽ちんでした。
滑るのもフィルムクラストが出来ていて最高の条件でした。(私は上手く滑れないけど)

本当に景色が綺麗で癒されました。
楽しかったです。


↓鳩待峠からの至仏山


↓美しいダケカンバ


↓至仏山と小至仏山の鞍部まで


↓森林限界を抜けて小至仏山へ


↓花豆ソフト


翌朝、ネットニュースにて
90歳男性の単独登山者。20m滑落し、近くにいた人が通報。救助されたが死亡。


90歳でひとりで雪山はちょっと、、、無事に帰れることは出来なかったけど、遺族の元に帰ることが出来て良かったなぁと思いました。