昨日の事です。
武蔵溝ノ口へ行くために、南武線に乗っていました。
すると、私の右腕に何かが当たりました。
7歳くらいの女の子が寝てしまい、私の腕に寄り掛かってきたのです。
『まぁ、小さい頭。』
『温もりを感じるわ。』
『愛らしくて、可愛いい。』
『今、私はこの子の支えになっているのだから、しっかりしなきゃ。』
ほっこりしながら電車に揺られていたのですが、次の停車駅が溝の口になってしまいました。
『どうしよう。私が降りれば、この子は起きちゃうなぁ』
『どういう動きをしたら、この子を起こさないで降りることができるだろうか?』
色々な方法を考えてみましたが、結果、どれも起こしてしまうだろうと思い、考えるのを止めました。
以前にも同じような事があったことを思い出しました。
渋谷から日吉までの東横線で、20代の女性の頭が私の肩にあり、
私は立つことが出来ず、結局、(当時)終点の桜木町まで行ってしまいました。
今回も終点まで行ってしまうのだろうか?
そんな不安を感じていると、溝の口に着く直前に、女の子は体勢を整え、私の腕から離れたのです。
私はホッとして降りることができました。
寝ているところを起こしてしまうのは、何となく可哀想に感じてしまいます。