タクシーが着き彼女の部屋の前でインタフォンを鳴らして・・・しばらく待つけど応答がない・・・
「・・・ん?」
何度かインタフォンを押しても反応がない・・・あれ・・・さっき電話しましたよね・・・携帯を開いて電話をするところで後ろから・・・
「ごめんなさーーーーーいっ!!」
猛ダッシュで駆け寄って来る僕の彼女は・・・何かを買い忘れたのか・・・手に買い物袋をぶら下げて
たんです・・・そんなに走っちゃ危ないでしょう・・・
「はぁはぁっお待たせしてごめんなさい!!」
「今来たとこですから」
あーあーこんなに息を切らしていったい何を買ってきたんでしょうか・・・そんなに必要な物だったですか・・・
「買い物ですか?」
彼女が鍵を開けてる時に僕は聞いてみたんです・・・そしたら・・・
「はい!コーラを切らしてるの忘れちゃってごめんなさい」
「わざわざコーラを?」
「はい!」
ガチャっ
玄関に入り靴を脱ぎ僕のスリッパを嬉しそうな顔して出してくれて・・・
「それなら言ってくれれば買ってきたのに」
「そんな事はさせられません」
「なんでですか?」
「だってチャミ様ですよ?チャミ様にそんなお遣いなんてさせられません」
「・・・・くくっ(笑)」
貴女って人はいったいどこまで可愛いんですか・・・久しぶりに逢うのに・・・少し緊張していた僕がバカみたいじゃないですか・・・
真剣な顔して“そんな事はさせられない”なんて言うからですよ・・・僕は数週間ぶりに逢って我慢出来ずに靴を脱ぐのも忘れて彼女を抱きしめたんです・・・
「・・・チャミ様?」
「逢いたかったです」
「はい」
僕の腕の中で下から僕を覗き込む瞳が可愛くて・・・そんな目で僕を見ないで下さい・・・理性が働かなくなります・・・
「恭子さん・・・汗臭いでしょ?」
僕の言葉に反応して胸に顔を埋めたと思ったらまた下から僕を見上げて
「いっぱいお仕事してきたんですね・・・頑張ってる人の良い匂いがします」
「・・・恭子さん・・・」
「先にお風呂入って下さい・・・もう用意してあります(笑)」
こんな可愛い事を連発してくれる彼女に僕は勝てる気がしなくなってきました・・・
お風呂で汗を流して用意してあるバスローブを羽織りリビングに入ると良い香りしてテーブルいっぱいの韓国料理が並んでて
「韓国料理ですね?」
「はい・・・この前チャミ様食べたいって言ってくれたので頑張っちゃいました(笑)」
「美味しそうですね」
「だと・・・良いんですけど・・あんまり自信無いです」
そう言って恥ずかしそうに笑う彼女が愛おしい・・・でもね恭子さん・・・少し僕に甘い気がするのは気のせいでしょうか・・・優しすぎますよ・・・
続く・・・
画像は一部お借りしています。






