倒産の危機を救ったもの。それは | あなたが思い描く理想のお店をプロデュースします!

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私の仕事をひと言でいうと「店長の翻訳業」
伝えるスピード イコール お店の成長です。

こんばんは!

 

 

 

今日もご訪問ありがとうございます (^∇^)

 

 

3月11日におきた東日本大震災

 

私たち家族が経営している会社も大打撃をうけました。

 

一番被害が大きかぅた東北地方には及びませんが

 

私の会社がある関東地方もセシウム問題でとても大変な思いをしました。

 

 

 

 

私たちは食品を扱う会社を営んでおりますので

 

風評被害でのキャンセル、返品が相次ぎ売上がほとんど無い状態。

 

 

そのような中、売上がなくても買掛金は支払わなくてはなりません。

 

 

家族の貯金を全て合わせても数ヶ月ももたないような大きな金額の買掛金。

 

 

銀行もどこも貸してはくれず、途方にくれていたときに、

 

 

 

20年以上ずっと取引のある会社の社長が

 

上村さん、返せるときに返してくれれば良いよ

 

と父にポンっ!と驚くような金額を気持ちよく貸してくださいました。

 

 

それも仕入先、販売先両方の会社から。

 

 

その理由とは

 

 

 

仕入先の社長は

 

日本全国の会社と取引があるけれど上村さんだけが

 

私が納品する品物に一度もクレームをつけたことがない

 

それは私を信じてくれたということだから、

 

 

 

そして納品先の社長は

 

競争が激しい中、価格で動く人が多いが

 

上村さんは価格に動かされず、私が望んでいるものを毎月一定量必ず納品してくれたから

 

 

 

 

私の父の考えは「相手が先」

 

うちの会社は仕入先、販売先と共存してかなけれ成り立たない商売。

 

そのときの自分の主張ばかり言っていたら相手は安心して取引ができない。

 

相手にしっかりと儲けていただく。うちもそれなりに儲かればいいんじゃないかな?

 

うちがやっていけなくなりそうなときに、相談するよ。

 

うちがつぶれたらお互いが困るから。

 

という気持ちで取引をしていたようです。

 

父はお金が欲しい、というよりも

 

大好きな仕事がしたい!方を大切にしていたからだと思いますが・・・。

(本当に楽しそうに仕事してます)

 

 

 

 

その20年間の信用が、倒産の危機を救ってくれたのです。

 

 

 

精神的にも打撃を受けた震災でしたが

このお陰で私は今後の仕事人生の中で

とてもとても大切なものを学ばせていただきました。

 

 

私はこの話を聞いてから、父のことを、違う角度から見ることができるようになりました。

 

 

考え方ってとても大切だと思いました。

これは日々の生活にも通じることですよね。

 

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます

 

明日から三連休ですね!

楽しい週末になりますように (^_^)