ファッションコーディネートであなたの美しさを表現する、
パーソナルスタイリストのchieです。


引き続きパリ日記。今日は第三話。

以前の記事はこちらから、
☆第一話☆
行列ができていた。

ルーヴルの入り口。
物売りとか、署名詐欺の人がいっぱいいて、
まさに観光地だった。


私は、重厚な昔の絵画より、
どちらかといえば現代アートの方が好きだし、
ルーヴルは全部見ようとすると
かなりの時間がかかると聞いていたから、
今回は特に行く予定にしていなかった。

でもその短い行列の先が気になって、
これくらいなら並んでもいいかなと思ったので、
先頭に行って中を見てみた。

そしたら!!!

これだった。

そして、私は、ちょっと運命を感じた。

あのタイの空港で、
飽きずにずっと見ていた、Diorの世界。

Christian Diorの大回顧展だった。

出発前に、
ファッション誌でパリの情報を
チェックしていたときに、
これがあるのは知っていた。

けれど、
当時はファッションの仕事を辞めたばかりで、
ファッションの都であるパリに来ても
たくさんあるファッションの施設に
行こうとも思ってなかったから、
会場がどこかも知らなかった。

私が立ち寄ったそこは、ルーヴルの中の、
装飾美術館だった。

そして、エントランスから右を向くと、
そこからはもう会場だった。

美しすぎて、私は、一瞬で心を奪われた。
見ないわけにはいかなかった。

列に並んで、入場した。
そこからずっと感動の嵐だった。





ずっと少女のように胸をときめかせて、
たくさん写真と動画を撮って、
何度も同じところを行ったり来たりしながら、
「なんて素敵なんだろう、なんて美しいんだろう」って思いながら見ていた。


本物の絵画と、美しいドレスたちが
コラボしていた。

なんて贅沢なんだろう。
こんなのパリでしか見られない。

まさに、私が少女のころ、
遠い外国のファッションショーや、
ファッション雑誌の中に夢見た、
美しい物語がそこにあった。



今見返しても、やっぱり美しくて、
時間を忘れてみてしまう。

写真はたくさんあるから、
ほんとはもっとここに載せたい。


そして、最後はセレブリティーたちが、
レッドカーペットや
パーティーで身に纏うような、
華やかなドレスたち。



本当に圧巻だった。
私の心は、感動でいっぱいだった。

きっと、ブランドをかけて、
たくさんの人が、心を込めて、
情熱をかけてこの世界を作り上げたんだろう。

そのことを考えた。

美しいものを愛する人たちが、
贅を尽くして、心と情熱と感性を尽くして、
織り上げた美しい物語。
全てが完璧に美しい。

私は、言葉に尽くせない程、感動した。

美しく、洗練されていて、上品で、
贅沢で、豪華で、茶目っ気もあって、
夢に溢れていて、私の知らないところに、
こんな世界があったのだ。

私はその時、
大好なファッションの世界に疲れていて、
しばらくファッションから離れたかった。

やってもやっても終わらない仕事、
いつも誰が一番おしゃれか、
ジャッジしている私。
いつも新しい服を買わなきゃいけない。
たくさんお客様をつくって、
たくさん売り上げなきゃいけない。

でも、そのジャッジの世界の中で、
私のファッションに対する情熱が
なくなってしまったわけではなかったのだ。

やっぱり私は、美しいものを愛していて、
美しいものの中に、
私にとってとても大切なことがある。

純粋にファッションに夢を見て、
憧れていた頃の、
キラキラするときめきが私の中に蘇った。

時差ボケと睡眠不足で
疲れた足取りで会場に入ったのに、
エネルギー満タンで、
心を弾ませながら会場を後にした。

第四話につづく…

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9月分は満席となりました。
10月の募集は、9月下旬からの予定です

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