このコラムでは、私自身がセラピーを体験していきながら、セラピストになるまでの道のりを連載しています。
第2回目は、私の人生の大きなターニングポイントになった33歳の時に受けたカウンセリングのお話しです。
20歳代は外にばかりに向けていた意識が、30歳代は内側に向き始めました。
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1年間の育児休暇を終えて、短大卒業後から11年間勤務している会社に仕事復帰しました。
部署移動もなく、メンバーもほとんど変わっていない、いつも通りの働きやすい環境でした。
上司や同僚ともうまくいっているし、職場も子育てに理解がありました。
それなのに、、、なぜか仕事が「面白くない」。
何のために働いているの?
お金や生活のためだけに働くの?
私がやりたいことって何?
娘に自信をもって「ママは楽しい」と言えない葛藤と、仕事に対する違和感がどんどん膨らんでいきました。
そんなある日、前回のお話で助産院に誘ってくれた友人のYが、また誘ってくれました。
「ちえちゃん、すごい人にあったよ。会ってみて!」
話を聞いてみると、どうも霊的な力を持っている先生だとか。
友人はその先生に会って、家族との関係に大きな気づきと癒しが起きたようでした。
はっきりとYに返事をしないままでしたが、Yはその先生と会う約束をあっという間に取り付けてくれました。
知らない人、どんな話しをするの?と怪しさ満載でしたが、このまま仕事を続けていくか迷っていた私は、流れに身を任せて会ってみることにしました。
その先生は見た目はやっぱりちょっと怪しい気な空気を持っていました(笑)。
しかし、先生と話しを進めていくなかで、私しか知らないはずの、幼い時に感じていた心の中の思いを先生が代弁するかのように話し始めました。
最初はただびっくり。
誰にも話していない心の中のことをなんで分かるの??
それと同時に、分かってくれる人がいることに、いつのまにか癒されていきました。
こうして前回の占星術から2回目のカウンセリングセッションを体験したのでした。
先生と話し、幼い時から現在までのことを振り返っていくなかで、幼い時から看護師になりたかったことを思いだしていました。
「看護師」というキーワードがでた時、心の奥に響く衝撃とともに、未来が広がっていくのを感じました。
自分の心の奥にしまっておいた、いろんな感情や記憶が溢れ出していました。
・幼いとき、親は親でがんばっているからと甘えられなかったこと。
・親に迷惑をかけるからと、本心が言えず我慢していたこと。
・自分が選んで決めた会社ではあったけれど、親や祖父母が安心するようにと、安定した大きな会社を選んでいたこと。
・看護師に興味はあったけれど、人の命に関わることが怖くて自信がなかったこと。
・幼い時から母が入院しがちで病院に通っていたときの、薬剤の匂いや音が鮮明に記憶に残っていたこと。
・20歳代、時折 脳裏によぎっていた「もし看護師になっていたら、青年海外協力隊に入り、発展途上国で働きたい」という思い。
本心を出さずに、自分が本気でやりたいことに向き合ってこなかったことに気づかされました。
娘は1歳、安定した生活がなくなるのは怖くもありましたが、それ以上に、心の奥にある確かな思いと、看護師になっている自分の姿が見えてくるようでした。
心の奥に閉まっておいた思いが開き始めました。
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