おはようございます。
旅のチカラという番組のお話しです。
先日、偶然この番組をみました。
もう一度みたい放送に出会い、YouTubeで検索するも、ヒットせず、向井理の旅のチカラがヒットしました。
私が探していたのは、これです。
仮面の魔力が私を動かす 草刈民代
世界的バレエダンサーとして活躍、現在は女優として活動している草刈民代。
今回、挑戦するのがイタリアに古くから伝わる仮面即興劇“コンメディア・デッラルテ”だ。
役者はそれぞれ道化師、主人、召使いといったキャラクターの「仮面」を着けて、即興のやりとりとジェスチャーだけで観客の笑いを誘う。その起源は16世紀のベネチア。貴族や商人たちが仮面をかぶってカーニバルを楽しむ風習が広がる中で、民衆が仮面をつけて街角で演じるようになったのが始まりだ。
草刈は、名優であり、演出家でもあるファビオ・マンゴリーニさんの指導を受ける。また、仮面が生活の中に息づいているベネチアの人々の暮らしを訪ねる。最後の目標は広場で行う、即席の野外公演だ。「役者とはどうあるべきか?」「演じるとは何か?」自らの新しい可能性を開く旅が始まるというもの。
何でもう一度みたかったのかというと。
そこには、私が今勉強している。共通点が沢山あったからです。
山盛り過ぎて何からお話ししていいのか…。
殻をやぶる。殻を破りたいハットリ 笑
火の演技
草刈さんと先生と演技の比較をしました。
草刈さんの動きはとてもキレイで、先生からのお題に対する動きすべてがキレイ。
頭の先から、指先までキレイ。
身体から意識を外さない。
スゴイ。
先生の演技の方が私が知っている火のイメージに近い。
先生が火に見える。
火を本当に想像させる。
草刈さんの火は、動きの方がキレイだから見入ってしまうけれど、確かに先生が伝えたい事が見えてくる。
広場での仮面即興劇
草刈さんは二役を英語で演じきりました。カッコイイです。
途中、私に二役も出来ますか?と先生に聞いていらっしゃいました。
先生はもちろんと即答。
稽古を続け、そして本番。
草刈さんは、極度の緊張から、芝居道具の金貨を忘れ、セリフがとんでしまいます。
それでも、その場で出来る切り抜けをしました。
集中を気らさず、そのまま劇を続けたのです。
セリフを忘れてしまい、あっとなった時も先生は助け舟をだし、草刈さんを導きます。そして2人のやり取りは続きました。
そこには、新しい形の劇がうまれました。
先生は、観客の雰囲気、その場が盛り上がる演技をします。
即興劇面白いです。
もう一度みたかったな。
どなたか録画してないでしょうか?
他にも面白いものがありました。
外国人になりきる。
タモさんや中川家のれいじがやっているようなやつを2人でやったり。
仮面をつけてジェスチャーで演技をして、視線や動作でその人の感情の見え方が違うのも面白かったです。
自分がなくなり、その時に必要な動きになる。
最後に面白いと思ったのが、
歩き方のレッスンです。
水の中を歩く、
ヨーグルトの中を歩く、
チョコレートの中を歩く
足元で感じて
それぞれの人物が異なる不可を持っている。
イメージをしているだけで、動作が変わります。
実際には、床だし。
でも変わる。全然違うものになる。
イメージでどうにでも変わる
スゴイ。
ファビオマンゴリーニさん(先生の言葉)
考えずに反応する 反射神経を使って
考えないけどコントロールする。
そのものにならなくていい そこに近づくだけ
仮面が観客と僕らをつなぐんだ
嘘をついていれば観客にはすぐわかる。
役者は観客と一緒に感じ合う、僕らは観客に与え観客は僕らに返す共鳴する。
ここまで書いて何処が共通点だって、ツッコミたい人もいるでしょうが、感覚、洞察力、考え方に共通点を感じるんです。
だから、こんなに惹かれたんだと思います。
でっ?これが共通点だから何?と思ったかたもいらっしゃっるのではないでしょうか。
人間関係をスムーズに気持ちよくする為のヒントがたくさん隠れていると思うので記事にしてみました。
何だか良く分からない記事を
最後まで読んで下さった皆さま、ありがとうございます。旅のチカラを今度からみようと思う服部でした。