Uさんの続き⑩
GW後半の日曜
地獄の入り口をくぐった2日後
この日もUさんは仕事をしていました。
前回お会いした時に、とても気になった物件を張り切ってプレゼンした私。
築浅などの良い物件は、内見できない間にも入居申込みがあることを痛感していた私は、
「この物件なら、前に内見した所と似た造りだから、現地確認だけしてUさんがOKなら明日にでも申込みしたい」とお願いしていました。
同居予定のエリアで、18時半ごろ合流。
Uさんの反応も良さげで、翌日月曜から不動産屋が営業することを知っていたので、明日電話してみるという話でした。
それから車で、Uさんの住む街を案内してもらい
自宅前も通りました。
けっこうアップダウンのある街でした。
この日の夕食は、Uさんの住む街に新しくできたジンギスカンの予定でしたが…まだ人気のようで、予約できなかったと。
私の住む街中に行くなら飲みたいと、翌朝早いと言っていたのに飲むことに![]()
ノンアル解散の話も出ましたが…
私も、飲んだら私の部屋に泊まり少しでも長く一緒にいられると思っちゃいました。
この日のUさんは、少し虫の居所が悪かった。
2日前の卓上レモンサワーがよほど楽しかったのか、またそちらのエリアへ行くことに。
とは言え翌日の仕事を考えると、あの飲み方はヤバいし、ブラブラと決めることに。
まずは声をかけられた居酒屋へ。
いつものUさんと違い、少しイマイチな雰囲気を出しながら入店。
そしてフレンドリーに話しかけまくってくる若い男性店員に引き気味。なんだかノッてないUさん。
隣のおでん屋も気になるな〜と仰り、
おでんと言えばオシャレおでん屋さんがあった事を思い出し、食べログをちらっと見せてそこまで行ってみることに。
この私のチョイスが悪かった…。
カウンター席のみ空いていたため入店。
これもまた気に入らないUさん![]()
店内はほぼ満席。
主に対応してくれる女性店員が無愛想。
そしてオシャレおでんの為、提供が遅い。
Uさん「遅くない!?忘れられてるんじゃないの」
見たことのない空気感で苛立っている。
いつもならささっと気になることは店員さんに聞くのに、苛々ぶつぶつ。
見かねて私が店員さんに声をかけ、
「まだならキャンセルしたい」と伝えたが…
今ちょうど盛っている所だと言われてしまい、それならと頂くことに。
しかしやっと到着したおでんは…
大根・玉子・こんにゃく のはずが
注文していないつくねまで入っていた。
Uさん「つくねなんて注文してないけど」
店員さん「すみません、作り直します」
Uさん「作り直すぐらいならもう要らないよ!」
店員さんなりの言葉の選択だったのでしょうけれど、その時のUさんにはマズかった。
すぐさま、別の無愛想な女性店員が
「よけるだけなので、すぐお出しできます」
と仰り…
拒否は難しく、頂くことに。
やっと届いたおでん。
気を使って私が取り分けようとすると…
Uさん「自分でやるからいい!」
私「なんで私にも当たるの
」
ガチで泣きそう。
Uさん「そんなことない。早く食べて出るよ、二度と来ない」
とぶつぶつ。
急いで食べてお会計。
無愛想女性店員も、こちらの空気がとても不快なのでしょう。
お釣りの小銭が乗ったトレーを、強めに置いた…。
どれだけUさんを刺激するんだバカヤロー![]()
お店を出て、私の家まで20分ちょっと歩く。
ずーっとなだめる私。
Uさん「もう車で帰る!頭冷やしたい」
私「ダメだよー。ヨシヨシ。ドウドウ…」
Uさん「ごめんね、こんな姿見せて…」
「こんな時でもChieちゃんは優しい…」
少し宅飲みをするため、コンビニへ。
ここでは缶チューハイ500mlを1本、分けることに。
家で飲み直し、かなり落ち着いた。
Uさん「俺は外で飲むことが好きなんじゃなくて、やっぱりChieちゃんと飲むことが好きなんだ!家飲みでいいんだ!」
食べるだけ食べて、すーっと床で眠り始めた。
私は翌日午前中に予定があったのもあり、
静かにシャワーをすることに。
これが大きな間違いだった…。
つづく