Uさんの続き㉖
Uさんのお母さんの電話番号へ
意を決してかけてみた。
私「あっ、Uさんのお母様でしょうか?
わたくし、Uさんとお付き合いをしている□□Chieと申します」
Uさん母「お付き合いぃ…?」
私「あれっ、聞いていなかったですか?」
Uさん母「知りませんけど…」
私「あれーっ
私の電話番号も伝えておいてもらったはずなんですけど…
誰の電話番号かも分からない状態で出て下さったんですね。」
知らない番号には出ない人が殆どなのに
これは不幸中の幸い。
私「あの…。すごくお金に困ってるじゃないですか?それで私もずっと立替えて助けていたんですが、もう総額500万円になって私ももう助けられなくて…死ぬと言ってるんです…」
Uさん母「ごっごひゃくまん〜…!?」
「ちょっ、ちょっとごめんなさい。電話がかかってきて…ちょっと本当にごめんなさいっっっ」
ツー…ツー…ツー…
…切られてしまった。
いや、なんか切れる前に発信音が聞こえていた。
少しして、電話が来たと思ったらUさんからだった。
Uさん「うちの親に電話したの?」
私「うん。私だけでは抱えきれないと思って掛けた。“お付き合い?知りませんけど”とか言われたけど、ちゃんと電話番号とか伝えてくれてなかったの!?」
Uさん「そんなことない。伝えたはずだけどアイツもちょっとおかしいから。さっき500万円がどうのこうのってパニックになって電話してきて、ヤバいから今から実家行ってくる」
Uさんの終活モードは一旦休止となった。
私はお母さんとの話が中途半端になり、伝えきれなかったことをSMSで送ることにした。
『先程は突然ごめんなさい。
9月末にまとまったお金が入る予定だったのが元請け都合で入らず、支払い迫られているのが何件かあり…
私ももう先程お話ししたように総額500万立替えをし続けて底をついてしまい、助けてあげられなくて…』
『もう携帯も数日で止まりますし、本当に死のうとしています。
突然電話差し上げたことで混乱させてしまいごめんなさい。Uさんから連絡あり、お母さんが心配だからご実家へ戻るとの事でした。
彼が生きる力を取り戻せるよう、前向きになってくれることを願います。』
お父さんは突然背負った借金返済後、精神的に参ってしまい全身が原因不明の病に侵されて入院生活を続けている。
お母さんもお金がないのは当然のことだけれど、もう私もすがるしかなかった。
親戚にでも頼み込んで助けてほしい一心で…。
この日は気持ちを切り替えて出勤。
昼食の時間にUさんから電話が来た。
Uさん「なんで親に連絡したの?なんかメールも送ったの?なんでそんなことするの…」
私「あなたが死ぬって言ってるからでしょ」
慌てた様子で電話を切られた。
Uさん『もう親には言わないで。
借金が沢山あって携帯も止まることも驚いているから。もうお金親もないからもうダメだよ』
『何故メールしたの?
家から離れられないよ。もうどうなるかわからない』
私『Uさんの命が心配だからじゃん。
親にも何も言わず死のうとするなんて、親の借金肩代わりした身で自分の苦しみを打ち明けることなく死のうとするなんておかしいじゃん。
事実を伝えなきゃ。私も知ってほしかった部分もある。
でもお母さんがUさんを励ますこともできない繊細なお方だとは…』
Uさん『もう自殺しかけるし
泣いてわめいているから』
私『何故携帯の締めにそこまで執着しているの?
保険が10/10までに入ると言うことなんだよね?それまで仕方なしにWifiで過ごすことのが、全てを売るよりも遥かに楽だと思うけど![]()
支払い滞ってる各所へも、ある意味パフォーマンスになるじゃん』
Uさん『もういいんだよ。
全て無くす覚悟はしたから。
回線も無くします。』
『もう道具もないし
車もなくなるし
携帯もなくなるから
もうお金を支払いできない現状が嫌です。』
だからと言って私に借りようとするな…![]()
ご実家への移動中、私にまたお金を貸してと言ってきたのです。
痩せこけて声も出なくてもう死のうとしているというのは、私からお金を叩き出すための誇張したパフォーマンスだったという所でしょう。
私『どーーーしても携帯を支払いたいのであれば、分かっていると思いますがまた私は質屋に財布を預けることになります。
いま残高5万円
クレカ支払い12万円です』
Uさん『10日のクレカの支払いに12万いるんだね。
保険金がはいるから、12万返します。』
返すと言って返してもらえた試しがないから、
もう簡単に信じられない。
私『今夜質屋に預けてこいと言ってるんですね?
保険金はいつ入金されるのか、確実な情報を提供してください』
Uさん『預けなくて大丈夫です。
残高5万円本当にごめんなさい。
携帯はあきらめて売ります。』
私『売る必要ないと思います
保険金入ったら復旧が最善』
休憩終わりますと入れて、自席へ戻った。
その後トイレのため離席し、スマホを見ると…
Uさん『親に連絡だけは控えてください。』
はぁ?![]()
私『控えてほしいのなら、命に関わる言動行動を絶対にしないでください。
本当に心配だったから止めてもらいたくて、私一人では抱えきれなくて伝えたんですから。
で、トイレにて追記ですが
10/10のクレカ引き落しはもう諦めたので、Uさんは保険金で自分の携帯復旧を目指してください。
私は翌週の給料で何とかします。
なので以上に記載のこと、必ずお願いします。』
仕事後…
さてさてこの後何が返ってきてるのか
またバトルが始まるのかと憂鬱な気持ちを持ちながらスマホを確認。
Uさん『Chieちゃんが、本当に自分の事を大切に想ってくれてる事はすごく幸せなことです。
考えは改めます。』
おっ…![]()
良い方向へ。
この日は私もパニックで、仕事の帰宅途中に昨年の派遣先上司へ久々に連絡を取り、お知恵を借りようと相談をしていたので少しUさんを放置していた。
Uさん『Chieちゃん
嫌われたかなぁ
ごめんなさい』
『いつ愛想つかれてもおかしくない状態なので
遠慮なく言って下さいね。』
メンヘラ男め…![]()
私『いちいち嫌ってられんわ![]()
第二の母のが少し心臓に毛が生えているようですね。
HSP気質のはずなのになぁ。
お母さんのこと見ててあげてください![]()
生涯のパートナーのつもりでいますから、借金のことはそこまで気にしなくていいって安心してもらえるといいな。』
実は8月下旬に、“season2のFさん”から2年ぶりの連絡があり、パートナーが居ることを伝えた上で9月下旬にランチをしていました。
現状を話したら激しく心配され、自分がお世話になっている弁護士さんへその場で相談の電話を入れて下さったりしました。
9月末にお金が入らなかったことも報告していたので、この日の夜に安否確認の連絡が来ました。
元上司への連絡
Fさんへの状況説明…
怒涛の1日でした…。
つづく