「イグアナの娘」というドラマを覚えている人は

どれくらいいるでしょう?


マンガ原作のドラマで

女子高生の主人公に扮する菅野美穂さんが


鏡に映る自分がイグアナに見える・・・という設定のお話です宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま


(画像拝借しました)


鏡を避けるように避けるように歩いて


ショーウィンドウに映る自分を見ちゃって


きゃーえーん


人の目線が気になってオドオドショボーン


そんなストーリーだったと思います。


そんなわけないだろ〜パー

ファンタジーやんパー


そう思われるかもしれませんが、このドラマね、


演出のため色々端折られてる部分が重要なんです真顔



原作のマンガでは、主人公はお母さんから容姿について幼い頃からずっとひどい言葉をかけられているという設定があります。

(ここから原作より数コマ抜粋して引用させていただきます。)



生まれた瞬間から、お母さんには娘がイグアナにしか見えず、可愛がれずにひどい言葉を投げかけて育てるというストーリーなんです。


本当は菅野美穂さんが演じるくらいにとってもキレイな女の子なんです、「イグアナの娘」。


でも周りの人がなんと言っても、お母さんは聞く耳を持たずに


ブサイク

グズ

イグアナのくせに


そんな言葉をかけ続けます。


何を頑張っても褒められず、お母さんの娘を見る時の心の中は常に「イグアナのくせに」・・・バイキンくん


これらの言葉が刷り込まれた主人公は、とっても綺麗な女の子なのにも関わらず、


自分はイグアナ

自分はブサイク


と信じて成長していきます。



いろんなことを諦めて



このイグアナの娘が


私はどうしても自分と重なってしまうのです。


私も思春期から20代前半くらいまで、どうしても鏡が苦手だった。


化け物というか、普通の人間の姿をしていないような気がして


とても辛かったからです。


それはとても辛い呪いで、生活の全てに暗い影を落とします雷



電車が暗いトンネルに入ると、窓が鏡のようになりますよね?

そういう時は目をギュッと閉じて冷や汗をかいていました。


チラッとでも自分の姿を確認してしまうと、どこかが変だ赤ちゃん泣きと胸の辺りがギューッと痛くなって


いたたまれず電車を降りてトイレに駆け込んで


鏡を確認して


「あぁ・・・なんでこんな姿で外に出ちゃったんだろう」と泣きたくなる悲しい


本当に長いことそうやって生きていました。



幼少期からかけられた容姿に対するネガティブな言葉は


心に突き刺さったままにしていると、その傷口は治ることなくどんどん広がっていきます。


本当に本当に辛かったし、どうにか自分を救う方法はないかともがいていました。


それは私とイグアナの娘の違うところかな。

私は「よし!イグアナで生きていこう」という強さは持ってなかった・・・無気力



いろんなメンタルケアや心理学の理論を学んでいくうちに


田房永子さんという毒親関連の本を数冊出されている方の著書「呪詛抜きダイエット」に出会います。


この作者さんも、長年の周囲からの容姿に関するひどい言葉かけの中で過ごして


私と同じような症状で悩んでいました。

(当該部分を以下に引用します。)


言葉や信じ込みの力って凄まじいものがあります。



でも他人の言葉が「真実」ではないことも多い。


それに気が付けるまでに、いろんなものの力を借りてきました。


そしてその道の途中で、自分と同じような人にたくさん出会ってきました。


「どうせ似合わないから」


「こんな素敵なの私にはもったいない」


そんな言葉を自分に使ってる人、本当に多いんですよね。


自虐ネタだろうが冗談だろうがやめてほしい。

全然面白くないし、そんなわけないから。


そう、そんなわけはないのだ




実はわたくし、今月末からイメコンスクールに通い始めます指差し



栄養カウンセラーなのにイメコン??


一見繋がらない2つの資格ですが


昔から私がやりたいのはコンプレックスのケアやサポートぽってりフラワー



栄養で健康に美容、メンタルなどの内外ケアはもちろんのこと、心が元気になるためには


鏡を見て素直に、シンプルに


私、今日もいい感じ!


と思えるようになることが


とてもとても


とても大事だと知っているからです。


これまでの自分の経験が、誰かの役に立てると信じて進んでいきます。