子は親の鏡。小さい頃怒られた言葉は、大人になって自分が発する言葉となる
子供を叱る時、キツく言いすぎたな……なんて思ってしまう事は無いですか??
2年前の私は子供を怒る度、毎回きつく言いすぎた……と心の中で思っていました。
子供が些細な事をするたびに怒っていましたね。例えばこんな事。
- 忘れ物をした時
- 宿題をやったと嘘ついた時
- 話を聞かなかった時
- 好き嫌いをして食べなかった時
等々、沢山ありました。
今思えば、これらに対する対応は、怒る事ではなく叱る事。
子育てにおいて、怒ると言う事と叱る事は別なんですね……
私は親でありながらそんな初歩的な事を忘れ沢山怒りました。
怒られた子供はどうなるか知っていますか??
ビックリして怒られている内容を聞けず、恐怖のあまりまた怒られないように嘘をつくようになりました。
何で同じことを繰り返してしまい同じ事で怒られるのか、この怒るという所にヒントが隠されていたのです。
怒る事と叱る事
私が日頃怒る時口に出した言葉は、幼少期に母に怒られた言葉を何にも考えることなくそのまま言っている事に気が付きました。
不意に同じ言葉を罵声のごとく浴びせていたのです。
これではダメだと思い、私が決めた怒る事と叱る事の違いは
怒るとは……
自分の感情のままに声を荒げ相手を威嚇する事
叱るとは……
相手を思い、助言や相手が間違えないようにお願いをする事
私はこのように決めて怒るのではなく叱る事にしています。
例えば、「やりなさい」や「どうしてお母さんの言う事がわからないの」と言う言葉は自分の感情であり、これらの言葉を不愉快な口調で相手に伝える事は怒る事になります。
今やらせなければいけない事だったり、実行して欲しくて伝えたのに子供がやってくれなければ腹がたって言いたくなくても言葉にしてしまいがちな言葉ですが、言い方1つでお互い気持ちよく行動に移せるなら私は気持ちよく居たいんです。
なので、「やりなさい」から、「今宿題をやって欲しいんだけど、お願い出来ないかな?他の事やってるのにごめんね」に変更してみました。
そしたら、「このゲームの戦いが1試合終わってからでもいい?」と聞かれ、本当は今すぐやって欲しいのですが、1試合待つくらいと思い「もちろん、終わったらお願いします」と伝える事に変えました。
その頃から少しづつ、お願いしたら息子がやってくれることが増えたため、自然と「どうしてお母さんの言う事がわからないの」と言う言葉は使わなくなりました。
私の大きな声を荒げる事が減り、息子も口答えがかなり減りました。目に見えて褒められる事をゲーム感覚で探し、率先して実行するようになり、この頃から、パニックを起こす回数もどんどん減って行き、子供を精神的にしめつけることが無くなり、私も心に余裕が生まれるようになりニコニコ笑っていられる日がありがたい事に少しづつ増えて行きましたね。
また、怒られそうな事をしてしまった時は素直に伝え、ごめんなさいが言えるようになりました。
そんな失敗を息子がしてしまった時は「大丈夫だった?」と聞き、どのように対処したのか確認をし、まず許す事から始めました。
「いいよ。大丈夫だよ、次から気を付けようね」と笑顔で声をかけるようにしました。
子供が「悪い事」としっかり認識しているのなら、あえて助言をするのを辞める事にしています。また認識の無い悪い事でも、話し合い悪いと認識させてあげる事。これが大切な事なんだと思います。
息子のかかりつけの医師からこんな助言をされた事があります。
「自分で出来たという成功例を増やしてあげて欲しい」
些細な事も成功例です。日々の積み重ねた成功例は、子供の自信と成長になり、私と息子にとっていい方向へと歩くきっかけになりました。
息子から学んだことは、日頃「ありがとう」や「ごめんなさい」をちゃんと言える子に育てたいと思っていた私自身が、子供への感謝と配慮に欠けていた事に沢山の時間がかかってしまいましたが気付かされるきっかけにもなりました。
子供の同級生に聞かれる疑問
子供は率直ですね。よく息子の同級生に聞かれる「何でこの家では子供を怒らないの??」と言う疑問。
私は良く、「怒られるような悪い事をしたのなら相談に乗るよ」と返します。
皆不思議な顔をしていますね。
すかさず、「所でどんな事をしたら怒られる??」と聞いてみると、「家では宿題の字が汚いだけで怒鳴って殴られる」と最近家に来た子が話していました。
字が汚いだけで殴られるのなら私はすでに顔の輪郭が無くなってるな……と思いながら聞いていました。私字がへたくそなんです。
なので、素直に「ママ、字も絵もへたくそだから相談に乗れないな……お役に立てずごめんね」と返答すると不思議な顔をしていましたね。
親子の会話を聞いていても不思議な顔をして聞かれました。
「どうして、○○君のママは、あれやれ、これやれって言わないの?」
して欲しい事は全て伝えています。なので「言ってるよ?今も言ってるじゃん?」と返しました。
きっと、その子の親と私の言い方には違いがあったのでしょう……だからと言って、相手の子育てに口ははさみません。
子供にはわからないかもしれないけど、各家庭で、子育ての方法は違います。子育てにおいて子供に何を求めその理想に近づく子育てをして行くのかが違うからです。
ただ、私が子育てにおいて現在求める物は「元気に笑顔で楽しいく幸せな日々を送らせたい」という事を求めて子育てをしています。
成績・教を求める親、礼儀を求める親、運動を求める親。それぞれ違うので、聞かれても答えは無いのです。
最後に……
私の母は、一般常識に厳しくその他は口うるさく言う母ではありませんでした。
道徳心を子育てにおいて最も重要視して子育てをしたのだと思います。ただ、間違った事をした時はかなりキツく怒り殴られ、それこそ恐怖以外心にも頭にも残らなかったです。
「母のような親にだけはならない」小さい頃から思っていました。
でも実際自分が親になった時、自分が怒られた事と同じ事で同じタイミングで同じ言葉を、同じように息子を怒る自分が存在しました。
でも気付く事が出来たと言う事は、今から別の方法に変更してもまだまだ間に合うと言う事です。
自閉スペクトラム症だから分からない、パニックを起こし暴れる子供を見て自分の教育が悪かったなんて諦めて自分だけを責めないで下さい。自分の親に子供の障害が認めてもらえなくても、旦那さんが仕事が忙しくて子育てに参加できなくても、必ず笑って過ごせる方法が見つかります。
そんな、きっかけになる事を願っています。


