今日は、泥沼営業職として働いていた頃の、昔の思い出話を。
私は、理系の大学を卒業した後、営業職として、ある会社に入社しました。
(2003年卒)
えと、名前は諸事情があって伏せますが、
誰でも「ああ、あそこね、知ってるよ」という規模の会社でした。
(親も親戚も喜ぶし、友人にも一目置かれるし、
母親は「子育てに成功したのね」とご近所の方々にあがめられる。笑)
そもそも、その「業界」もわりと人気があったのでね。
(単にお給料が良いという理由ですが)
エントリーシートを応募する段階では、凄まじい人数が応募するので
内定を取るための倍率が、2万倍~4万倍とかがフツーなワケですよ。
「つーーかさーーーー
モーニング娘(←その当時超人気があった)に入りたいワケじゃないのにーー
なんでこんな倍率高いのぉーーー><」
って言って、その頃の友達と笑ってました。
理系の学部だったので、別にスゴイ珍しい業界ではなかったのですが…
大学の仲間内でも
「ちえちゃん、〇〇に内定もらったんでしょ?凄いよね」って言われてました。
(内定もらっただけで、まだ仕事で結果出してるワケでもないのに、
凄いワケないじゃん……って思ってたけど
思えば2万倍の倍率を勝ち残ったわけなので、そこを褒めてもらってたのかな。)
卒業後、出身大学がやってる「就活セミナー」に、
「アドバイスをする先輩ゲスト」として呼ばれた経験もあります。
(※ネームバリューのある会社に入社した人じゃないと呼ばれない)
ちなみに、入社した先では、私の担当先は約200軒ありました。
で、ものすごく、自分にも他人にも厳しい先輩(男性)が、
「教育係」として私についてね、
しょっちゅう泣かされてたなぁ…。
(あ、この先輩のコトは、最初は大っ嫌いだったんですが、
最終的には大好きになりました。
このスパルタのおかげで、社会人としての「基礎体力」がついたのもあって、感謝してます。
しょせん、覚悟の決まってない、甘っちょろい学生気分の新卒女子でしたわ~)
「スパルタ」な感じで、営業として教育されました。
私が配属された直後は、その教育係の先輩が、「免停中」だったので(笑)
(スピード違反で90日免停中だった)
その90日間、ほとんどずっと私が運転手で、
朝は7時くらいに先輩を迎えに行ってそのまま仕事へ。
夜は帰ってきたら寝る
起きて仕事に行く
それだけの日々です。
「なんのために生きてるんだろう…」
「いま、あたしの人生って仕事だけしかなくて、
もはや働くために生きてる人間ってカンジだよね?」
っていう事すらも考える余裕のない日々です。ハイ。
あ、後悔してるワケじゃないです。
新人時代は、必死だったなーって思うだけ。
ずーーーーーっと、「教育係の先輩(←超厳しい)と同行」しながら営業してました。
その先輩ね、頭の良い大学の、院卒の男性だったので、
めちゃめちゃプライドが高い人だったのね。
そういうのって外見にも雰囲気としてどうしても出ちゃうんですよね。
それで先輩、得意先の人から、
「見た目が生意気で嫌い」って言われたコトがあったみたい(笑)
本人にも、おそらく「プライドは高い自覚」はあったと思いますが
「生意気な態度」を取ったつもりは、全くなかったんですよ。
むしろ、得意先には好かれたいと思って営業しているのに…です。
で、私はその先輩に、
「外見から他人に与える印象に責任を持て」って言われてました。
だって、得意先の人に嫌われたら売れませんから。
見た目でシャッターを下ろされたら、その先に進めないし。
まずは外見が重要なのです。
私が居た会社は、業界最大手ではなかったので、そこまでじゃないけど
やっぱり同期(営業職に限ります)には、美人・可愛い子・カッコイイ子が多かったです。
で、もっと大きい会社の子は、もっと可愛かったですね。
1年ぐらいたつと
新入女子社員の外見レベルをみて、「あ、あの子は〇〇社かな」と、分かるようになってきたりね。
人事の人にもきっと好みがあるんでしょうね。
美人とか可愛いにも種類があるでしょ?
派手系の美人さんは〇〇社の新人かなー
清楚系の可愛い子は〇△社っぽいな
とかね。
あの頃はずーっと大変だったけど、今思えば、なかなか面白い良い経験かも。