ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?




私は家で片付けの日々なのですが

仕事の書類を処分していたら、

過去に出した書籍の打ち合わせの書類が

出てきて懐かしんでいました。




編集さんからの質問がいくつか

内容案で出されていたのですがその中に、


「色気のある人のオーラは紫ですか?」


というものがありました。




編集さんの「紫=セクシーな色」

というイメージの中で湧いた

素朴な疑問だと思うのですが、

実際は紫のオーラだから色気がある

という訳ではないんですね。




オーラとはその人の

経験から発せられるエネルギーの色です。



なので何色だから色気がある、

というのではなく

どの色のオーラにも色気はあります。




たとえば赤色のオーラを持つ人は芯が強く

父性母性のような色気を感じさせるし


黄色を持つ人はハッピーな雰囲気だけど

笑顔の裏で知的な色気を感じさせるし…

(私が一番好きなタイプ。聞いてない。笑)


青色を持つ人は冷静に周りを見ていて自然と

ジェントルな気遣いができる色気があるし


緑色を持つ人は安定感があって

控えめだからこそ際立つ大人な色気があるし


紫色を持つ人は経験から出される

教養の深さや人として深みのある

色気を感じさせます。




こんな感じで、

色気ってその人のB面なのです。



B面であり裏面、

陰陽で言うと

「陰」が色気になります。


そして人を惹きつけるのは

この陰にある色気です。




「色気は陰」という認識は

みなさんにも何となくあると思いますが、


じゃあ陰にフォーカスしたら

色気が増すのかというとそうではありません。



私も昔は、色気のある人は

控えめでミステリアスで…と

単純に陰鬱さを装えば色気が出るものだと

考えていましたが、


そうやってネガティブな雰囲気を出すと

それは色気というよりは湿気

として人に伝わっちゃうんですよね。(笑)



なんかその人のまわりだけ湿度高くて

カビ臭い感じがして近づきたくない。


人を惹きつける色気とは

違ってしまうのです。





陰陽の世界は

陽が明るい(ポジティブ)、

陰が暗い(ネガティブ)ではありません。


陰と陽が合わさって

初めて明るさが生まれる、

表裏一体で陰とは陽の対で

「ペア」なのです。




なので

その理論からいうと


陽が強くなれば

陰も強くなる。



色気を出すには

自分の陰にフォーカスするのではなく

自分の陽にフォーカスすることで

自然と発生するのです。




光が作り出した影が色気であり

その人の色が出す相反する気配のこと。



あなたが光り輝くほどに

その影は濃くなり色気が増すのです




どんな人にも

その人の色があって、

人を惹きつける色気があります。



その人らしさ(色)が出れば出るほど

裏にある色気も際立つもの。




あなたが光輝けば
否が応でも色気という名の

影が出てしまうものなのです。



なので 

色気を意識する必要などなく、

あなたはあなたのままで

素直な自分らしく輝くことが

一番色気を出す方法です。



自分を生きる力、


その力が強くなれば

人を惹きつける魅力も強くなりますよ。